Seagateが世界最速スループット10GB/sのSSDを発表


2.5インチサイズで15TBという巨大な容量のものが登場するなど速度だけでなく容量でもHDDを寄せ付けない領域へと進化を続けるSSDですが、「世界最速10GB/sのSSD」がHDD製造大手のSeagateから登場することになりました。

Seagate Demonstrates Fastest-Ever SSD Flash Drive|Seagate
http://www.seagate.com/jp/ja/about-seagate/news/seagate-demonstrates-fastest-ever-ssd-flash-drive-pr/

Seagate reveals world's fastest SSD | Computerworld
http://www.computerworld.com/article/3041188/data-storage/seagate-reveals-worlds-fastest-ssd.html

Seagateはアメリカ・サンノゼで開催されているOpen Compute Project Summit 2016で、10GB/sというスループット性能を持つ世界最速のSSDを発表しました。このSSDはNVMeに対応しておりインターフェースはPCI-Express。Facebook主導で策定された巨大な規模のデータセンターなどに利用されるOpen Compute Project(OCP)規格に準拠しており、クラウド向けサービス用のストレージとして最適だとのこと。


従来最速であったスループット4GB/sで4TBのモデル「Nytro XP6500」がPCI-Expressの8レーンを使っていたのに対して、新SSDは16レーンに対応。また、PCI-Express 8レーン対応でスループット性能が6.7GB/sのモデルも新たに開発中であるとSeagateは発表しています。


Seagateの広報担当者はComputerworldに対して、「もしもNetflix、YouTube、Huluなどのストリーミングサービスを提供する企業が新SSDを導入すれば、従来は一つのSSDカードで6GB/sだったデータスループットが10GB/sになるため、理論上は1秒あたりに送れるストリーミングデータは約66%アップするでしょう」とメールで回答したとのこと。

Open Compute Project Summit 2016の会場では世界最速10GB/sのSSDについて製品名や価格になどは明らかにされませんでしたが、Seagateは2016年夏の製品出荷を予定しています。

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