ニセの恋人を自分好みの性格・顔写真で作れるサービスを使うとこうなる

by Wyatt Fisher

オンライン上での偽物の彼女を提供してくれるというネットサービスが2013年に登場していますが、3年経った2016年に偽彼女サービスがどれほど進化したのか調べるべく、2015年に始まった偽物の恋人を作れるサービス「Invisible Girlfriend」をBBCのリポーターが実際に体験しています。

Fake girlfriend, revisited - BBC News
http://www.bbc.com/news/technology-35585087


BBCのリポーターであるDave Leeさんは、2013年にネット上でSNS用の偽彼女を雇ったことがあるとのこと。価格は1週間あたり5ドル(約560円)で、Facebookのメッセージでやりとりしたり、Facebookの交際ステータスを「交際中」に変更してお互いの名前を登録したりといったサービスを受けられたそうです。1週間後、Daveさんがジャーナリストの身分を明かすと、偽の彼女は「Facebookのプロフィール情報は顔写真以外全て偽物で、勉強に集中してお金を節約するために偽彼女を引き受けた」と話したそうです。

3年経って偽彼女のサービスが進歩したのかどうか調べるべく、Daveさんが新しいアプリやアイデアを取り上げているサイト「Product Hunt」を見ていたところ、「Invisible Girlfriend」というサービスにたどり着きます。Invisible Girlfriendを運営しているKyle Tabor氏によれば、共同開発者のひとりが離婚後に両親から逃れるために、インターネット上で仮想的な彼女を作るアイデアを思いついたそうです。

Invisible Girlfriend
https://invisiblegirlfriend.com/


Invisible Girlfriendでは、「元気で外交的」「かわいらしくて恥ずかしがり屋」「生意気で嫌みっぽい」「気がきいて賢い」「愛すべきオタク」「冒険的でおもしろい」の6種類の性格の中から好みのものを選び、約30枚のストックフォトから好みの顔を選ぶと、仮想的な彼女が作成されメッセージのやりとりができるというサービス。


また、彼女が興味を持っている話題や、彼女と出会った経緯なども設定することができるとのこと。なお、名前はユーザーが決めることはできず、ジェネレーターで自動的に生成されるそうです。Daveさんが作成した偽彼女のプロフィールは以下の通りで、顔写真、名前、年齢、住んでいる場所、性格、興味のあること、Daveさんと出会った経緯が記されています。


Daveさんがさっそくチャットで「何してるの?」と話しかけてみると、偽彼女から「特に何も。朝早くから仕事に出かけたからもう帰宅したの」と返事がきたそうです。Daveさんは、チャットがセクシーな会話で埋め尽くされることを期待していたそうなのですが、偽彼女からの返信を読んで、チャットの相手は機械ではなく人間が行っていることを確信したとのこと。

Invisible Girlfriendの利用料金は、メッセージのやりとりが1カ月あたり15ドル(約1700円)、ボイスメールなどの追加機能が使えるフルプランは1カ月25ドル(約2800円)。また、偽彼氏を作れる姉妹サイト「Invisible Boyfriend」もあり、Tabor氏によると、何千人ものユーザーがInvisible GirlfriendとInvisible Boyfriendで偽の恋人を作っていて、60%以上のユーザーが「偽彼氏」を選んでいるとのこと。Daveさんの取材に対して、Tabor氏は「ユーザーが偽の恋人を求める理由は、両親や同僚の追求から逃げるためだったり、恋人との付き合いを練習するためだったりと、人によってさまざまです」と答えています。

by Nathan Rupert

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