3.5人たどれば誰とでもつながれる、「六次の隔たり」が「3.5次の隔たり」に縮まっていることが判明

by hepingting

偶然隣り合っただけの無関係な人や、ニュースを通じて一方的に知っているだけの有名人とも、「知人の知人の……」とたどっていけば繋がっているという「六次の隔たり」が、SNSでは場所を越えて繋がれることから「3.5次の隔たり」に縮まっていることが明らかになりました。

Three and a half degrees of separation | Blog | Research at Facebook | Facebook
https://research.facebook.com/blog/three-and-a-half-degrees-of-separation/


世界には70億人以上が住んでいますが、知り合いを芋づる式にたどっていくと比較的容易に誰とでもつながっている、という仮説が「スモール・ワールド現象」です。社会心理学者のスタンレー・ミルグラムは1967年に、繋がりに必要な知り合いの数は平均して6名であることを実験で検証しました。これが「六次の隔たり」です。

しかし、Facebookがアクティブユーザー・15億9000万人を対象に調査を行ったところ、平均して3.57人を介すれば誰とでも繋がっている状態であることがわかりました。「六次の隔たり」を広めることとなったミルグラムの実験はアメリカ国内でのみ行われたものなので、Facebookのデータもアメリカ国内のみにして条件を揃えると、Facebookユーザーは平均して3.46人で誰とでも繋がっており、六次ではなく「3.5次の隔たり」に縮まっていました。

Facebookによると、この値は2.9~4.2の間に収まる人が大多数。創業者であるマーク・ザッカーバーグCEOは3.17、シェリル・サンドバーグCOOは2.99だったとのこと。


ちなみに、Facebookは同様の調査を何度か行っており、2008年の調査では繋がるのに必要な仲介ユーザーの数は平均4.28人、2011年の調査では平均3.74人でした。

Anatomy of Facebook
https://www.facebook.com/notes/facebook-data-team/anatomy-of-facebook/10150388519243859

なお、ザッカーバーグCEOは、2030年にはユーザー数が50億人増加すると語っています。前述の数字は2008年から2011年の約3年で0.54ポイント、2011年から2016年の約5年で0.17ポイント縮まっていますが、もし本当にユーザー数が50億人まで増えると、これまで以上にあちこちで繋がりが発生して、さらに世界は狭くなるかもしれません。

Facebook in 2030? 5 billion users, says Zuck
http://www.usatoday.com/story/tech/news/2016/02/04/facebook-2030-5-billion-users-says-zuck/79786688/

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