試食

お餅のようにビヨ~ンと伸びるミスド「のびのびポン・デ・リング」試食レビュー&知られざる製造現場を見てきました


ミスタードーナツ史上、最も伸びるポン・デ・リングだという「のびのびポン・デ・リング」が2016年2月10日(水)に登場します。お餅のようにビヨ~ンと伸びるポン・デ・リングとは一体どんな食べ物なのか?ということで、普段は見られない製造現場の様子を見せてもらいつつ、大阪府吹田市にあるダスキンミュージアムで食べてきました。

ミスタードーナツ
https://www.misterdonut.jp/

ということで、大阪府吹田市にあるダスキンミュージアムに到着。


中に入ると巨大なドーナツが出迎えてくれます。


ダスキンミュージアム&ミスドキッチンについては以下の記事から詳しい内容を読むことができます。

ミスドの揚げたてハニーディップなどのドーナツが作れる「ミスドキッチン」でドーナツ作り体験をしてみた - GIGAZINE



試食会はエレベーターで上がったところにある、カフェっぽいスペースで行われました。


テーブルには新商品である「のびのびポン・デ・リング」が置いてありますが……


ここで登場したのはミスタードーナツ商品開発室の村岡善則さん。手にはケースに収まったのびのびポン・デ・リングを持っています。


ということで、のびのびポン・デ・リングがどのくらい伸びるのか、実演。手にのびのびポン・デ・リングを持ち……


びよーんと伸ばします。


のびのびポン・デ・リングがどんな感じで伸びていくのかは以下のムービーから確認可能です。

おもちのようにビヨ~ンと伸びる「のびのびポン・デ・リング」 - YouTube


実際に測ってみると、13センチほどにまで伸びていました。のびのびポン・デ・リングは2013年に発売された「ポン・デ・リング生」と2014年発売の「熱とろポン・デ・リング」にあるようなもちもち感をさらに追求した商品。ポン・デ・リング生は通常のポン・デ・リングの生地をベースに伸びを生み出すための材料を加えたそうなのですが、今回ののびのびポン・デ・リングはベースの生地自体を開発しなおしたとのこと。


のびのびポン・デ・リングは3種類あり、左から「のびのびポン・デ・リング」「のびのびポン・デ・リング チョコアーモンド」「のびのびポン・デ・リング 黒みつきなこ」となっています。


まずはのびのびポン・デ・リングから試食。


ポン・デ・リングは球体っぽい生地が8つつながっているのが特徴ですが、のびのびポン・デ・リングはやや平べったい球体がつながっています。


はちみつ風味のグレーズでコーティングされているのは、ベーシックなポン・デ・リングと同じ。


生地をひっぱるとビヨーンと伸びます。


なかなかちぎれません。


パクリと食べてみます。通常のポンデ・リ・ングは「ふわふわ」と「もちっ」という2種類の食感が共存していますが、のびのびポン・デ・リングは後者の「もちっ」という食感を強く押し出した形。かなりむちむちしているので、かんでいるとお餅のような雰囲気でした。


続いて、のびのびポン・デ・リング チョコアーモンド。


これもやや平べったい形。開発の際、もちもちした食感を出しながら、この8つの球体がつながっている形をキープするのが難しかったそうです。


表面にはチョコレートとアーモンド。


食べてみると、アーモンドのポリポリした食感と、もちもちした食感の両方を楽しめるようになっていました。食感をダイレクトに楽しむならはちみつ風味のグレーズでコーティングされたのびのびポン・デ・リングがよさげですが、チョコレート&アーモンドという組み合わせはチョコ好きを満足させるはず。


最後はのびのびポン・デ・リング 黒みつきなこ。


これは生地に黒みつを染みこませ、さらにきなこシュガーをまぶしたもの。


食べてみると、口の中にふわりときなこの香ばしさと黒蜜の風味が広がります。生地の食感もあいまって、「ドーナツ」というよりは「新しいタイプの和菓子」に分類したくなるような、絶妙な仕上がりになっていました。


なお、コーティングされていない状態のポン・デ・リングとのびのびポン・デ・リングを比較してみるとこんな感じで、その違いがよく分かります。


さらに、ミスタードーナツではコーヒーとカフェオレがおかわり自由で提供されていますが、2月10日からは新たにロイヤルミルクティも登場します。


スリランカ産のウバ茶でいれた紅茶にたっぷりのミルクを組み合わせたもので、茶葉の香りは強く、かつまろやかな口当たり。ドーナツとの相性がいいのはもちろんのこと、「後味がすっきりしているので何杯でもいける」とのこと。


新食感ののびのびポン・デ・リングを堪能したところで、実際にのびのびポン・デ・リングがどのようにして作られているのかを見せてもらいました。


普段は見られない製造現場に突入。


作業台の上に用意されているのは、フィリング・たまご・オイル・水。


まずは3つの材料を容器に入れ、合わせます。


さらに粉類を投入し……


機械で混ぜていきます。


混ぜ終わった生地はわらびもちのようなてろーんとした状態。


これをヘラで別の機械へと移します。


この機械からポン・デ・リングの形の生地がそのままポンポン出てくるわけです。


ということで、油の中にポン・デ・リングの形の生地を投入している様子は以下から。

「のびのびポン・デ・リング」製造の様子はこんな感じ - YouTube


網でドーナツ全体を油の中に沈めながら揚げ……


時間になったら油の中から取り出します。


やや平べったかったのびのびポン・デ・リングですが、揚げ上がりの瞬間はベーシックなポン・デ・リングと同じくふっくらしていて立体的でした。


これをグレーズでコーティングしていきます。


作業に慣れているスタッフさんは平然と行っていますが、もちろん揚げたてなのでむちゃくちゃ熱いです。撮影のためしばらくポン・デ・リングをホールドしてくれていたスタッフさんは「やせがまんしています(笑)」と語っていました。


これで冷ませば完成というわけです。


なお、のびのびポン・デ・リングは2月10日(水)から発売予定で、北海道・東北地域では2月9日(火)から提供されます。価格はポン・デ・リングが税込140円、ポン・デ・リング チョコアーモンド&黒みつきなこが税込151円で、東京都・神奈川の場合のみポン・デ・リングが税込151円、ポン・デ・リング チョコアーモンド&黒みつきなこが税込162円となっています。また、ロイヤルミルクティも2月10日(北海道・東北地方は2月9日)から税込302円で発売予定です。

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in 取材,   試食,   動画, Posted by darkhorse_log

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