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パリが実は映画のセットみたいな街だったらこうなるという4Kムービー「Apparences」


エッフェル塔や美術館、教会などの美しい建築物が並ぶパリの街が、もしもハリボテだらけの映画セットのような作りだったらどのように見えるのかを表現したムービー「Apparences」が、4Kの高画質で公開されています。

VimeoApparences (4K)


まず最初はルーブル美術館。広場のガラス製ピラミッドはそのまま存在していますが、美術館の建物が全てペラペラのハリボテになり、建物の後ろに支柱がちらりと見えています。さらに、「もしもハリボテに囲まれた映画セットのような偽物の街に、人が暮らしていたらどうなるのだろうか?」という想像のもと、まるで幽霊のような半透明の人々が動き回っています。


セーヌ川沿いの建物も、奥行きがなく紙のようにペラペラ。


交差点に建っている三角形の建物は、よりハリボテっぽさが強調されている感じ。


道路を挟んでハリボテの建物が向かい合っている姿。このまま映画の撮影が始められそうです。


パリの象徴とも言えるエッフェル塔がもしもハリボテになると、縦半分にスパンと切り落とされてしまったような姿に。


凱旋門の頂上からハリボテの街を見下ろしたところ。


本物の街並み(左)とハリボテの街並み(右)を比較したビフォーアフター画像が以下のもの。DMC-GH4と12-28mmレンズを使って本物のパリの街並みを撮影した後に、Photoshop、After Effects、VEGAS PROで画像を加工して、ハリボテの街並みを作り出したとのこと。


アルマ広場の「自由の炎」像も、周囲がハリボテの建物に囲まれています。


本物の街並み(左)と偽物の街並み(右)を比較するとこんな感じ。建物の一部を切り取って支柱を加えることで、ハリボテっぽさが出ています。


ハリボテの高層ビルは、中央部分が空洞になり、向こう側のビルが透けて見えています。


サン=ドニ門は、上部の厚みがなくなってハリボテになっています。


ハリボテの柱とステンドグラスだけが残った、ノートルダム大聖堂。


このショートムービー「Apparences」は、カメラマンのClaireさんとMaximさんの2人組「Menilmonde」が制作したもの。2人がパリに滞在していた時に、ルイ・ブライユ通りである角度から見るとハリボテのようにペラペラに見える三角形の建物を発見したことに発想を得たとのこと。


通りの向かい側にも同じようにペラペラに見える建物があり、「もしも身の回りの建物がこんな風に全て薄っぺらく偽物だったらどうなるのだろうか?」というアイデアから「Apparences」を作ることにしたそうです。

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in 動画, Posted by darkhorse_log

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