イスラム国の覆面男「ジハーディ・ジョン」の死亡が正式に発表される


ジャーナリストの後藤健二氏の殺害にも関わったと見られる過激派組織「イスラム国(IS)」のジハーディ・ジョンことモハメド・エムワジ容疑者が、2015年11月にシリアのIS拠点都市ラッカ行われた無人機攻撃で死亡したことを、ISがオンライン機関誌で発表しました。

IS、「ジハーディ・ジョン」の死亡認める シリアでの無人機攻撃で 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3073788


「イスラム国」機関誌、ジハーディ・ジョン死亡を発表=監視団体 | Reuters
http://jp.reuters.com/article/mideast-crisis-jihadi-john-idJPL3N153600


2015年11月12日、アメリカ軍はシリア首都ラッカでエムワジ容疑者を乗せた車両を「慎重に一定期間追跡した」後に攻撃したとのこと。これまで生死については調査中でしたが、アメリカ政府高官はCNNテレビに対して「死亡を確信している」と語っていました。

【イスラム国】後藤健二さん殺害の覆面男「ジハーディ・ジョン」狙い米軍が無人機攻撃 米CNN「死亡を確信」 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/151113/wor1511130030-n1.html

ジハーディ・ジョンの正体については「ヒップホップアーティストのアブデル=マジェド・アブデル・バリーではないか」という説が出たこともありましたが、2015年2月に、ワシントン・ポストなどによってロンドン出身のプログラマー「モハメド・エンワジ」であると特定されました。

イスラム国の「聖戦士ジョン」の正体だとされる男はどんな人物なのか? - GIGAZINE


エンワジ容疑者は比較的裕福な家庭で育ち、「礼儀正しく穏やかな若者」として知られていました。ウェストミンスター大学でコンピュータープログラミングを学び、卒業後はクウェートのコンピューター会社で働いていましたが、英保安局(MI5)との接触によって過激主義に傾倒していったものと見られています。

2015年11月に攻撃が行われた際、エンワジ容疑者に殺害されたと見られる英国人援助活動家アラン・ヘニング氏の遺族は「複雑な気持ちだ。覆面の臆病者には、アランや友人たちのように苦しんでもらいたかったけど、破壊されて良かったという気持ちもある」とコメント。また、後藤健二さんの母である石堂順子さんは「私の思いはこの世からこういった争いが消えてもらいたいということです。憎しみの連鎖は望んでおらず、息子も同じ思いだと思います」と話したとのことです

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