ハードウェア

ソニーから天井のライトがエアコン・テレビと連携、人の行動に合わせて家電を操作できる「Multifunctional Light」が登場


LEDシーリングライトと複数の家電を連携して、人の行動に合わせて自宅のライト・エアコン・テレビなどを自動的にオン・オフできるソニーの新しいスマートデバイス「Multifunctional Light」が登場します。専用のスマートフォンアプリを使って家にいる人と会話したり、リモートでも家電のコントロールもできたりするなど、家族の生活を天井からつなぐというアイデアとなっています。

Sony Japan | Multifunctional Light 快適と安心を届ける、暮らしのプラットホーム | LEDシーリング | ソニー
http://www.sony.co.jp/Products/multifunctional-light/

Multifunctional Lightがどのような製品なのかは、以下のムービーを見るとよくわかります。

Multifunctional light【ソニー公式】 - YouTube


男性が天井にMultifunctional Lightを取り付けると……


天井一面に白いドットが広がっていきます。


男性がテレビの前に立つと……


リモコンに触ることなく、電源が自動的にオンになりました。


同じくエアコンも操作せずに動き始めています。


このように、シーリングライトとマルチファンクションユニットを組み合わせたIoTデバイスが「Multifunctional Light」というわけです。人の存在を検知して自動的に明かりをコントロールしたり、起床・就寝時には明かりと音で次の行動を促したりしてくれます。さらにMultifunctional Lightに接続しているテレビやエアコンのスイッチを、設定時間や部屋の温度に合わせてコントロール可能です。


女性がスマートフォンから電話をかけると……


なんとシーリングライトから声が聞こえてきました。子どもたちに「買い物が終わったからもうすぐ戻るね」と伝えています。これは専用のスマートフォンアプリの機能で、電話と同じように会話が可能です。


母親が帰ってくるということで、夕食のセッティングを始めるお利口な子どもたち。それを見た父親が子どもたちの方へ向かうと……


見ていたテレビが自動的にオフになりました。


「家族をつつむ。暮らしをつなぐ」というコンセプトのスマートデバイスとなっています。


なお、「Multifunctional Light」は、LEDシーリングライトとマルチファンクションユニットを組み合わせた製品で、LEDシーリングライトはカラーがソリッドホワイトとトランスペアレントホワイト、8畳相当の部屋に適しており、専用リモコンも付属しています。


マルチファンクションユニットは、ドーナツ型のLEDシーリングライトの真ん中に取り付けるデバイスで、Wi-Fi(IEEE802.11 b/g/n)で各種家電やスマートフォンと接続します。人感センサー・照度センサー・温湿度センサーや、エレクトレットコンデンサマイクロホンを搭載しており、バスレフ方式のスピーカーから会話が可能です。価格は今のところ発表されていませんが、2016年前半に商品化予定とのことです。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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