レビュー

本体が水にプカプカと浮くタイプの加湿器「Cleanpot」を使ってみました


空気が乾燥する冬は、暖房を使うと部屋の湿度がさらに下がってしまうために加湿器を使っている人も多いはず。数ある加湿器の中でも、加湿器本体が水にプカプカと浮かぶ一風変わったタイプの「Cleanpot」という機種があることだったので、実機を手に入れて使ってみることにしました。

Cleanpot | 株式会社INBYTE
http://inbyte.jp/cp15jp.php


◆本体フォトレビュー
今回ゲットして使ってみたCleanPotの箱はこんな感じ。水にザブッと入る様子がデザインされています。


「水に浮かべる クリーンな加湿器」というCleanPotはタンクなしで衛生的という点を最もアピールする製品のようです。水をためるタンクに雑菌が繁殖する、大容量タンクを持つ加湿器にありがちという問題を心配する必要がないタイプの加湿器となっているようです。また、本体を含む樹脂素材にBPAフリー素材を使っている点でもクリーンさがアピールされています。


箱に入っていた内容物を並べてみるとこんな感じ。左から水をためるトレー、加湿器本体、2つの透明なミストキャップ、電源アダプター、加湿量を調整するコントローラーが入っていました。


トレーは曲線的なデザインが取り入れられてインテリアの1つとしてもピッタリな一品。サイズはお風呂で使う洗面器ぐらいの大きさで、寸法は280×260×120mm。


内側には水の量を示す「min」と「max」のラインが書かれていました。このラインの間まで水を入れて使うようになっているようです。水の最大容量は1.2リットルとなっているとのこと。


最も重要な役目を果たす加湿器本体と、ミストの出し方を変化させるミストキャップ。本体からは、四角い形状を持つUSB Type-B端子付きの電源ケーブルが伸びています。加湿器本体の寸法は、直径180×高さ220mm、重量は約700グラムです。


加湿器の上部には、空気を取り入れるための細いスリットと、中央からミストを排出するための穴が設けられていました。


ミストキャップは、上に向けてミストを吹き出す垂直タイプと、横向きの水平タイプがセットされており、ケースに応じて使い分けることが可能。パッケージにも吹き出しの方向が書かれており、一目で違いがわかるようになっていました。


加湿器本体は、このように外カバーを外せるようになっており、内部のクリーニングが簡単にできるようになっています。


さらに、このように内カバーも取りはずしが可能。この部分のカラーは「グリーン」「レッド」「パープル」の3色がラインナップされているようです。今回はグリーンを使ってみました。


内カバーを外した中には、空気の流れを作り出す小さなファンと、超音波でミストを作り出す振動子セットが内蔵されていました。この部分も取り外すことができるので、内部を徹底的にクリーニングできるのがこの製品のアピールポイントの1つのようです。


ミストの量を調節するコントローラーは、白いベース部分に緑色のダイヤルが搭載されています。ダイヤルを回すことで加湿器の電源オン/オフを切り替えることができ、さらに回転量でミストの吐出量を調節できるようになっています。


コントローラーの背面には、加湿器をつなぐUSB端子と、電源アダプターにつなぐ丸い電源端子がレイアウトされていました。


◆加湿器を使ってみた
まずは、加湿器本体に垂直タイプのミストキャップをつけて使ってみます。


トレーに水を入れます。製品にはトレーがセットされていますが、同じようなタイプの器を使ってもOKとのこと。


次に、加湿器本体から伸びる電源ケーブルをコントローラーにセット。同様に、電源アダプターもコントローラーに接続します。


電源を接続したら、本体を持ってトレーの水の上に加湿器を浮かべます。加湿器そのものを水に浮かべる経験がある人は少ないと思いますが、なかなか新鮮な体験に最初は少し「おっかなびっくり」な瞬間。


なんなく浮かぶ加湿器本体。きちんと浮かぶように作られているので当たり前なのですが、なぜか不思議と軽い達成感を感じてしまったのでした。しかしここからが肝心のところ。実際に電源を入れて使ってみます。


コントローラーのノブを「カチッ」と回すと……


ミストキャップの先端から、白いミストが吹きだし始めました。


ミストの量は自在に調節することが可能。このように、ほとんどミストが見えないぐらいの弱い状態から……


勢いよく吹き出す状態までコントロールすることが可能でした。最大のミスト排出量は1時間あたり250mlとのことです。


実際に電源を入れるところや、排出量の違いは以下のムービーで確認することが可能です。

水に浮く超音波式加湿器「MIRO CleanPot」の電源を入れて使ってみるところ


先端のミストキャップを取り替えると、このように横向きにミストを出すことも可能。部屋の中心に向けてミストを届けたい場合などにはこっちのキャップを使えばOKというわけです。


もちろん超音波式なので、ミストそのものは冷たい状態のまま。このように手をかざしても蒸気のようにやけどの心配がないため、小さな子どもがいる家庭などでも心配がありません。むしろ、水が入ったトレーをひっくり返してしまわないかのほうが心配になりそう。消費電力は24ワット


なお、今回は試すことができませんでしたが、CleanPotは専用のアロマオイルを使ってミストに香りの効果をプラスすることが可能とのこと。


しばらく自宅でCleanPotを使ってみたところ、動作音はかすかに「ピチャッ、ピチャッ」という水の音が聞こえる程度で全く気にならないレベルになっていたことがわかりました。ストーブをつけた室内で使っていた感想としては「確かに肌がしっとりとしているような気がする」というもので、確かに加湿器としての効果が現れている様子。そういえば部屋のガラス窓にも水滴がうっすらと浮いた状態になっていたので、確実に部屋の湿度はアップしていることが実感できました。

MIRO CleanPotの希望小売価格は1万9440円。Amazonの公式ショップでは、12%オフの税込価格1万7047円で販売されていました。

Amazon.co.jp: 水に浮かべるクリーンな加湿器 MIRO CleanPot (グリーン) CP15JP: ホーム&キッチン

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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