ドライフルーツを練り込んだフワフワのフランス伝統菓子「クグロフ」をプチプランス・クグロフで食べてみた

フランス南部・アルザス地方の伝統菓子「クグロフ」をテーマにした洋菓子店「プチプランス・クグロフ」が、2015年11月19日(木)オープンのEXPOCITYに登場しました。クグロフの他にも、注文を受けてからカスタードを詰めるスティック型シュークリーム「カリバー」や、ショーケースに並ぶ色鮮やかなケーキが気になったのでお店に行ってきました。

プチプランス・クグロフ
https://www.petit-prince.co.jp/kouglof/index.html

お菓子のキッチンスタジアム　プチプランス
https://www.petit-prince.co.jp/event-kg.html

「プチプランス・クグロフ」は北摂を中心に展開している洋菓子店「プチプランス」の新店舗で、ららぽーとEXPOCITYオレンジサイド1階にあります。

お店の看板の上部には、カラフルなクグロフ型が飾られています。

「クグロフ」とは、フランス南部やドイツ、オーストラリア、スイスなどで食べられている伝統菓子で、表面に斜めの波形模様のある型にドライフルーツ入りブリオッシュ生地を詰めて焼いたもの。

高さのある「クグロフ・ガトー」(税込1944円)は、ひとつひとつ透明のピラミッド型のケースに入れてあり、中のクグロフが透けて見えるオシャレなデザイン。

他にも、平らなクグロフにたっぷりドライフルーツを飾りつけた「クグロフ・ガトー」(税込1512円)や……

クリスマス限定で、サンタさんがひょこっと顔を出したクグロフも販売されていました。

サクサク食感が特徴のクリスピーシュークリーム「カリバー」(税込195円)も、プチプランス・クグロフの看板デザートのひとつ。

専用ステージに細長い形状のシュー皮が用意されていて、注文後にカスタードクリームを詰めていくため、常に出来たてのシュークリームを食べることができます。

出来たてのカリバーの試食が配られていたので1個ゲット。

食べてみると、焼きたてのシュー生地はサクサクと軽い食感で、香ばしいバターの香りが感じられます。内側のカスタードクリームは甘くとろりと濃厚な食感ながらも、後味にくどさがなくペロリと食べられる作り。

クグロフやカリバー以外にも、色とりどりのケーキがショーケースに並んでいて目移りしてしまいます。

また、プチプランス・クグロフでは、プチプランス初のイートインスペースを併設していて、カフェ限定のクグロフ3種類が提供されています。

イートインスペースはこんな感じ。ヨーロッパの家庭をイメージした、温かい雰囲気です。

というわけで、イートイン限定の「シェフのスペシャリテ クグロフ・アルザシアン ～季節のフルーツを添えて～」(税込1242円)を注文してみました。

クグロフ・アルザシアンは、クグロフに粉砂糖をかけて季節のフルーツをトッピングし、仕上げに特製のカスタードソースを回しかけた一品。

カットしてみると、生地にはドライフルーツが練り込んであり、中央のくぼみの部分にホイップクリームがたっぷり詰まっていました。

クグロフの食感はふわふわで、例えるならば固い食感のパウンドケーキがふわふわで風味豊かなお菓子にランクアップした感じ。生地自体の甘さは控えめですが、粉砂糖やドライフルーツ、ホイップクリームの甘さが合わさってほどよい甘みに仕上がっています。

さらに「ケーキセット～季節のフルーツを添えて～」でふじりんごのタルトタタンを注文。ケーキセットの価格はケーキとドリンクの単品価格の合計になり、今回はタルトタタン(税込432円)とカフェクレーム(税込540円)のセットを頼んだので972円でした。単品を別々に頼んでも値段は変わりませんが、ケーキセットには季節のアイスクリームが付いてくるので少しだけお得です。

タルトタタンを切ってみるとこんな感じ。半分にカットしたリンゴを柔らかく飴色になるまで煮込んであり、リンゴがケーキ全体の4分の3以上を占めています。

食べてみると柔らかくトロトロ食感のリンゴの甘酸っぱい風味が感じられ、底に敷かれたサクサクのパイ生地がいいアクセントになっています。「アップルパイに入っているリンゴだけを思う存分食べたい！」という人におすすめです。

なお、プチプランス・クグロフの営業時間は10時～21時までとなっています。