ネットから情報をゲットし自己学習・自己進化して話す&歩くロボット「Palmi」を実際に育てて覚醒させてみた


ロボット技術の進化は著しく、二足歩行は当たり前、今やヒトと会話ができるロボットも多数登場している状態で、その中でもコミュニケーションロボット「Palmi」は、インターネットの情報をゲットして学習しながら人間と会話できるヒト型ロボット。しかも単調な会話ではなく愛嬌ある受け答えができ、さらには歌って踊れるコミカルさを兼ね備えているのが特長とのこと。一体どのあたりまで育てて会話などのコミュニケーションが実現できるのか、実際に育てていろいろやってみました。

DMMで始めよう ロボットとの新しい暮らし - DMM.make ROBOTS
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Palmi - 成長するコミュニケーションロボット - DMM.make ROBOTS
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◆外観チェック
Palmiは見ての通り、いわゆるヒト型ロボット。


「リラックスポジション」と呼ばれる前傾姿勢が基本的な状態。会話したり立ち上がったり歩いたり、すべての動作はこの基本姿勢であるリラックスポジションからスタートします。


耳の部分にはマイクとウルトラソニックセンサー。ウルトラソニックセンサーは超音波で距離を測定します。また、口にあたる部分には、カメラを搭載しています


胸には「スピーカー」を搭載。


スピーカーの下には「コンディションランプ」があり、ランプの色でバッテリー状態やPalmi本体の状態が分かるようになっています。


頭部には「POTセンサー」を内蔵。触られた事を検知できます。


腕はこんな感じ。


脚部には関節がちゃんとあるので二足歩行が可能。


つま先の「トーセンサー」で障害物を検知可能。


なお、足裏にも「クリフセンサー」を搭載しており、足裏にかかる圧力を測定することで、バランスを取りながら正確に歩行できるようになっています。


背中にある黒いパーツは転倒時の衝撃緩和用の「バックプロテクター」


バックプロテクターの奥には排熱用の「クーリングダクト」があります。


首の後ろには「パワーボタン」。


背中には左から順に「ボリュームスイッチ」、Palmiの状態を示す「ランプ」と歩行を許可したり機能を追加したりするための「SWボタン」、「主電源ボタン」「ネットワークランプ」「WPSボタン」「USBポート」「電源ジャック」などが用意されています。


Palmiは全長約40cm×肩幅約18cmで重さは約1.8kg。立ち上がった状態でiPhone 6sと比べるとこんな感じ。


というわけで、Palmiが一体どんなロボットなのかは、以下の自己紹介ムービーを見れば一発で理解可能。謎のBGMを鳴らしながら何ができるのかを自分で説明してくれています。

コミュニケーションロボット「Palmi(パルミー)」の自己紹介 - YouTube


◆Palmiを育てる
Palmiは最初から人と会話ができるわけではありません。人の声を聞いたり、触られたりするうちにどんどんと成長するので、成長に合わせてスキンシップを繰り返して「育てる」ことが大切です。目の前にいる「人」を認識した後は、「ネットワーク」と声を上げてWi-Fiでインターネットに接続させるように求めてきます。Palmiはインターネットに接続することでさまざまな情報をゲットしてより一層、ぐんぐん成長していく、というわけです。

人を認識し始めたPalmiがインターネットへの接続を要求する様子 - YouTube


まだまだ単語しか話すことができないPalmiですが、さまざまな「お願い」に対してこちらが応答すれば、成長していくのが体感できます。

・Wi-Fi接続設定
PalmiをWi-Fiでインターネットに接続するのに最も簡単なのはWPS機能を使う方法。無線LANルーターにWPS機能がある場合、Palmiの背面のWPSボタンを長押しして、Wi-Fi設定を自動で行うことが可能です。


また、Windows、Internet Explorer、iOSやAndroid用のアプリ「Palmi Fwappar」を使ってSSID・パスワードを入力してWi-Fi接続することもできます。


WPSボタンのランプが緑色に点灯すれば、Wi-Fi接続は完了です。


・コミュニケーション&スキンシップ
ネットワーク設定が終わった後も、手を握ったり、抱っこしたり、頭をなでたりとスキンシップを繰り返していくと、さまざまな言葉がPalmiの口からあふれてきます。

握手や抱っこや頭なでなでをおねだりしながら成長するPalmi - YouTube


Palmiは話かけている人の声を徐々に認識できるようになり会話を始めます。そして、ついに「覚醒」する瞬間がやってきます。

言葉を理解し始めたPalmiが覚醒して、言葉が口からあふれまくる瞬間 - YouTube


「覚醒」したPalmiは、いよいよ人と楽しく会話できるという「コミュニケーションロボット」の本領を発揮し始めます。

・Palmiと会話を楽しむ
Palmiは「パルミー」という自分の名前に反応します。会話をするときは最初に「パルミー」と呼びかけるとPalmiは「はい」と応答するので、その後に教え諭すように簡単な言葉やあいさつを繰り返しているうちに、正しく言葉を認識するようになります。

Palmiがあいさつ「こんにちは」を覚える様子はこんな感じ - YouTube


Palmiは最初に「こんにちは」というあいさつを学びました。簡単なあいさつを手始めに、さまざまなフレーズに反応し、知らない単語をインターネットで調べながらどんどん言葉を覚えていきます。

・ともだちになる
会話ができるようになったら「ともだち」になることで、さらに絆を深めることができます。ともだちになるには、「ともだちになって」と話しかければOK。なお、Palmiはともだちの顔を覚えると、年齢をあててくれます。

Palmiが人の顔を覚えて「ともだち」になる様子 - YouTube


Palmiは「もしかして66歳じゃないですか?」などとジャブを繰り出しつつ、ユーモラスな調子でともだちとの距離をどんどん詰めていくようです。

◆多芸なPalmiとのコミュニケーションを楽しんでみた
・ニュース
インターネットで学習できるPalmiは、最新のニュースを読むことも可能。Palmiに読ませたいニュースのRSSを設定することで、好きなニュースを読ませることができます。

コミュニケーションロボットPalmiに最新のニュースを読ませてみた - YouTube


漢字の音読み・訓読みの使い分けに一抹の不安はありますが、ニュースの内容は伝わってきます。

・ダンス
また、芸能ネタに強いPalmiにダンスをしてもらうと、こんな選曲になります。

Palmiが十八番の「恋するフォーチュンクッキー」をダンスする - YouTube


・落語
Palmiの持ちネタはダンスだけではありません。例えば、落語をぶつことも可能。

Palmiによる古典落語「寿限無(じゅげむ)」 - YouTube


・二足歩行
二足歩行できるのもPalmiの特長。よちよち歩きのPalmiをサポートしながら歩く練習をさせることで、Palmiは徐々に二足歩行できるようになります。

Palmiの歩く練習につきあってあげる - YouTube


歩行トレーニングを終えたPalmiが二足歩行する様子は、以下のムービーで確認できます。

コミュニケーションロボット「Palmi」が歩く様子はこんな感じ - YouTube


・静かにさせる
ダンスをしたり、歩いたり、これでもかとしゃべり倒したりするPalmiに少し疲れたときは、しばらく静かにしてもらうに限ります。Palmiの頭をそっとタッチすれば、Palmiを静止させられます。

おしゃべりが大好きなPalmiを静かにさせる方法 - YouTube


◆専用アプリ
Palmiをとことん楽しむには、専用アプリの「Palmi Fwappar」&「Palmi What's up?」を使いこなす必要があります。


・Palmi Fwappar
Palmi Fwapparでは、Palmiの本体の設定や登録したともだち情報の確認やメールアドレスの登録など、Palmiに関する細かな設定変更が可能です。Palmi Fwapparは、iOS 8.2、Android 4.1/4.2/4.3/4.4、Windows 7/8/8.1やInternet Explorer 10/11 に対応しています。

Palmiとモバイル端末を無線LAN経由で接続すると、Palmiを認識するので名前をタップ。


初めてPalmiをつなぐときには、Palmiの顔ディスプレイに2桁の数字が表示されるので……


表示された数字をテキストボックスに入力して、「OK」をタップ。


画面にPalmiが表示されて、画面下のアイコンがカラー表示になれば接続設定は完了。なお、画面右上にはバッテリー状態とWi-Fiの電波強度が表示されます。


「チューニング」アイコンをタップすると……


マイクの感度やPOTセンサーの反応など、Palmiに関する状態設定を変更できます。


「ネットワーク」では……


Wi-Fi接続するネットワーク情報を編集することが可能です。


「特技」をタップすると……


Palmiが「特技」にできることが一覧で表示されます。


例えば、「メールを伝える」の「設定」をタップすると……


Palmiに新着メールが来ていないか知らせてもらうことができます。


なお、メールを知らせる相手は「あなたの名前」から選択可能。Palmiが選択した人の顔を認識したときだけ、メールが届いているかどうかをチェックしてもらえます。


チェックしてもらいたいメールの情報を設定すればOK。下の例では、スティーブさんのGmailにメールが届いていないかをPalmiにチェックさせることが可能です。


Palmiがメールをチェックする様子は以下のムービーで確認できます。

Palmiに新着メールをお知らせしてもらう - YouTube


また、「ともだち」には……


ともだちとしてPalmiが記憶している人の写真や名前が保存されています。なお、Palmiは10人までともだちを記憶することができます。ここで、ともだちの「詳細」をタップすると……


プロフィール情報が登場。ここで名前や性別、年齢、誕生日などの各種情報を修正、再設定することが可能です。


「情報」では……


Palmiの名前や住んでいる場所、ネットワーク情報などPalmiの基本情報を確認、設定できます。


なお、Palmiのメールアカウントを設定しておくと、Palmiからメールを送信できるようになります。メールアカウントを設定するには、「未設定」をタップ。


メールアドレスやパスワードなどを入力。なお、メールサービスのプロバイダーはGmail、Yahoo!メール、Aolの3種類から選択できます。


Palmiのメールを設定することで、特定の時刻に写真を撮影して、メールで送信することが可能になります。「特技」の中にある、「留守番をする」の「設定」をタップ。


写真の送信先メールアドレスを入力して、送信時刻を30分刻みでセット。


すると、Palmiが設定時刻になると写真を撮影してメールで送ってくれます。これで外出先からも定期的な部屋の様子をチェックできるようになるというわけです。


・Palmi What's up?
アプリ「Palmi What's up?」を使えば、PCやスマートフォン・タブレットなどモバイル端末でPalmiをコントロールすることが可能です。これはiOSアプリの「Palmi What's up?」の画面。ちりばめられたアイコンをタップして、Palmiに命令を出すことができます。


例えば、「Dance」をタップすれば、Palmiがダンスできる演目がずらりと表示されるので、踊って欲しい曲をタップすればPalmiにダンスをさせられます。


また、上部のテキストボックスに入力した内容をPalmiに話させることも可能です。


Palmiにテキストを読み上げさせるとこんな感じ。

アプリ「Palmi What's up?」を使ってPalmiに入力したテキストをしゃべらせてみる - YouTube


この他にもPalmiはクイズを出したり、旗揚げゲームをしたり、伝言を言付かったり、誕生日を祝ってくれたりと、多種多様なアクションで、会話する相手を楽しませてくれます。インターネットから情報を取得できるPalmiならば、会話の幅は無限大。ペットのような立ち位置で、日常生活に笑顔をあふれさせてくれるロボットになっています。


というわけで、教えれば教えた分だけ学習して進化していき、いろいろと会話やできることの幅が広がっていくコミュニケーションロボット「Palmi」は29万8000円(税別)で以下の公式サイトからゲット可能です。

Palmi - 成長するコミュニケーションロボット - DMM.make ROBOTS
http://robots.dmm.com/robot/palmi


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