レビュー

計算されつくしたデザインでSF臭を放つ金属削りだしのサイコロ「AKO DICE」レビュー


金属を削りだしてシンプルでありながら計算されたデザインで、まるでSF映画に出てくるキーアイテムのようなサイコロが「AKO DICE」です。クラウドファンディングプラットフォームのKickstarterで出資が募られたところ2000万円以上が集まったアイテムなのですが、ついに製品化したものが編集部に届いたので、手にとってしげしげと見てみました。

akodice
http://www.ako-dice.com/

編集部に到着したのは大小2つの箱。


大きな箱の方は白い包装紙で包まれていました。


箱を開けてみると、中には「ブラック・グルーヴ」と「パープル・アノダイズド」という2つのサイコロが入っていました。


AKO DICEは一辺が16mmの立方体で、指でつまむとこんな感じ。一見するとサイコロに見えません。


素材はステンレス・スチールなので、手に載せるとひんやりとした金属の質感を感じます。


サイコロは黒い丸で数字が示されるのが一般的ですが、AKO DICEは線で数が示されているのが特徴。しかも、各面で1~6の数字をそれぞれ示しているにも関わらず、数字を示す線は面をまたいでつながっているという、シンプルでありながら計算されたデザインです。


線は金属を削りだしてから塗装が施されています。


また、線のエッジの部分は少しフラットな形で加工されていました。


ということで、それぞれの面を見ていきます。これが「1」


1の面に描かれた線をたどって横に転がしていくと……


「2」が1の面と同じ線で表現されていました。


さらに、2の面の線をたどって転がすと……


「6」の面、というように、別の数字が示されている面と面が線でつながっているという、不思議なデザイン。


少し数字は前後しますが、これが「3」


「4」


「5」となっています。


また、パープル・アノダイズドのAKO DICEはこんな感じ。


基本的な数字のデザインなどは、ブラック・グルーヴのAKO DICEと同じですが、アルマイト処理が施されています。


ブラック・グルーヴに比べてパープルのAKO DICEは線の部分の削りだしの跡がフラットで、エッジもしっかりとがっています。


手に持ってみるとこんな感じです。


また、小さい方の箱からは樹脂っぽいサイコロが2つ出てきました。


少し黄色がかった色あいで、数字のデザインなどはブラック・グルーヴやパープルと同じ。


手に持ってみるとこんな感じ。塗りがやや甘く、サイコロの角も丸っこいので、ブラック・グルーヴやパープルよりも洗練されていない雰囲気だな?と不思議に思っていたら……


実は暗がりで光るデザインでした。夜の野外や暗い室内などでもゲームをしたり誰かの運命を決められるわけです。


なお、AKO DICEはナチュラル・マット、ブラック・アノダイズド、レッド・アノダイズド、ブルー・アノダイズド、ステンレス・スチール、グレイ・アノダイズド、グリーン・アノダイズド、ブラック・グルーヴ、パープル・アノダイズド、ゴールド・ブラスの10種類があり、好きな2種類を1セットで購入可能。価格は全て18ドル(約2200円)で、送料は2.75ドル(約340円)です。

AKO DICE
http://www.ako-dice.com/#!product/prd1/3629379331/ako-dice-(set-of-2)

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
あふれんばかりの高級感を放ちまくるサイコロ「Eternity Dice」がやってきたよレビュー - GIGAZINE

QRコード・クトゥルフ神話・24世紀などユニークすぎるデザインてんこ盛りのサイコロ「Dice Empire」レビュー - GIGAZINE

11歳の少女がリアル「ダイスウェア」になりサイコロを振ってパスワードを決めて郵送してくれる - GIGAZINE

計算された複雑なデザインで近未来的な雰囲気を醸し出すサイコロ「AKO DICE」 - GIGAZINE

指を鳴らす音に反応して自動的に転がるサイコロ「Boogie Dice」 - GIGAZINE

in レビュー,   デザイン, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.