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ドライバーがむき出しで宙に浮くホンダ「Project 2&4 powered by RC213V」フォトレビュー


東京モーターショー2015の会場で、ホンダは2輪と4輪を融合した、シート&ドライバーがむき出しのフォーミュラカースタイルのマシン「Honda Project 2&4 powered by RC213V」を展示しています。

TOKYO MOTOR SHOW WEB SITE
http://www.tokyo-motorshow.com/

ホンダのブースに到着。「想いを超えろ。」と力強いフレーズが前面に押し出されています。


ブース内には2輪と4輪の垣根を越えたコンセプトカー「Honda Project 2&4 powered by RC213V」が展示されていました。


ホンダにF1初優勝をもたらした名車「RA272」を彷彿とさせる日の丸カラーで、ドライバーがむき出しのフォーミュラーカースタイルです。


とはいえ、あまりにもむき出しすぎる……。


横から見るとこんな感じ。シートが浮いているかのような斬新なデザインの「フローティングシート」を採用しています。


クラッチレスの2ペダルのようです。


小径ハンドルの向こうにはディスプレイが確認できます。


前方のプロジェクターから出力している模様。


なお、シートは左右に変更可能。もちろん2座のタンデムスタイルも可能となっています。


リアに回ると2本突き出たマフラーとディフューザーが迫力満点。


実は「Honda Project 2&4 powered by RC213V」の大きな特徴はリアに搭載されたこのエンジンにアリ。これはMotoGPに参戦中のRC213Vの公道使用車バージョン「RC213V-S」の999ccV型4気筒エンジンで、1万3000回転で215馬力をたたき出す、高回転エンジンとなっています。


Honda Project 2&4 powered by RC213Vは、2輪のデザイナーと4輪のデザイナーがコラボレーションして開発されたコンセプトモデルで、「エンジンはRC213Vで、2輪の開放感と4輪の運動性能を兼ね備えたもの」という条件でアイデアが募られたとのこと。


当初は社内向けのコンペにすぎなかったところ、ホンダの技術者魂に火がついたのか、さまざまな優れたデザインが応募されコンペは白熱。


ついには実車を作ってモーターショーでお披露目することになったというわけです。


ホンダの担当者によると、Honda Project 2&4 powered by RC213Vはあくまでコンセプトモデルで走行テストなどはまだ行われていないとのことです。

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in 取材,   乗り物, Posted by darkhorse_log

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