現実世界にリアルな敵がわんさか現れるヘッドセット「Hololens」を使った圧巻のMicrosoftゲームデモ
Microsoftが2015年10月6日に開催したWindows 10デバイスの発表会では、「Surface Pro 4」「Lumia 950/950 XL」「Surface Book」などさまざまなWindows 10搭載デバイスが発表されました。発表会中でMicrosoftが開発中である3D映像を現実世界に投影する拡張現実ヘッドセット「HoloLens」のデモが行われ、開発者向けモデルが2016年第1四半期に登場することが明らかになっています。
Microsoft HoloLens | Official Site
http://www.microsoft.com/microsoft-hololens/en-us
Introducing the Microsoft HoloLens Development Edition
https://www.microsoft.com/microsoft-hololens/en-us/development-edition
HoloLensでシューティングゲームをプレイしている様子は以下のムービーから確認できます。
Microsoft Hololens demo at Windows 10 devices event - YouTube
Windows 10デバイス発表会でHoloLensのデモプレイが披露されました。
HoloLensでプレイするのは「Project Xray」というゲームで、このステージを攻撃してくるロボットを退治するとのこと。
こちらの男性が実際にHoloLensを装着してゲームをプレイ。
カメラマンが撮影する映像には、HoloLensを装着した男性が見えている世界が映し出されます。
右手にスティック型のデバイスのようなものを握りしめているのですが、突如男性の手に武器のような3D映像が表示されました。
左がHoloLensの世界で、右が実際のステージ。
男性が右手を前に突き出すと、なんと手からレーザーが発射されました。光線を撃つと壁に穴が開くのも驚きです。
壁に開いた穴には、なにやらロボットのようなものが……。
その後、小型のロボットが穴からわんさかと出てきました。
小型ロボットをレーザーでやっつけていきます。
実際には男性が何もないステージで動いているだけなのですが、男性の視界ではロボットとのバトルが繰り広げられており、不思議な気分になります。
ソファの後ろに回り込んで……
バンバンと撃つことも可能。HoloLensはプレイヤーの周囲の環境を特殊なセンサーで検知するので、ソファや壁といった障害物でさえもゲームの中でオブジェクトとして認識されます。
別の壁に穴があいてロボットが再び登場。
レーザーで次々と倒していきます。
敵の攻撃は体を動かしてよけています。
今度は他とは違う赤色のロボットが登場しました。
赤色のロボットはレーザーを発射するのですが、プレイヤーはシールドで防御。すごすぎ。
実際のステージだけを見ると少しコミカルです。
赤いロボットにはエネルギー弾をお見舞いして討伐完了。
どや顔のプレイヤーですが……
突如壁の向こうから大きな音が聞こえ始めました。
そして大型ロボットが壁をぶち破って登場。
「ここまで大きなロボットとどうやって戦うのか!?」と思ったところでデモは終了です。
すさまじいレベルのデモプレイを見せた「Hololens」は、開発者向けモデルが3000ドル(約36万円)で2016年第1四半期に販売が開始されるとのことです。
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