レゴブロックのように積み上げてカスタマイズできる小型PC「Acer Revo Build」が登場

2015年9月4日からドイツ・ベルリンで開幕する国際コンシューマ・エレクトロニクスショー(IFA 2015)に合わせてAcerが、レゴブロックのように積み上げてカスタマイズできる小型PC「Acer Revo Build」シリーズを発表しました。

Acer Launches Two Windows 10-Powered Desktops for the Holiday Season
http://us.acer.com/ac/en/US/press/2015/163825

Acer's coolest new PC lets you build a computer like Lego bricks | The Verge
http://www.theverge.com/2015/9/2/9242553/acer-windows-10-pcs-notebooks-modular-computer

これが積み上げ式PC「Acer Revo Build(M1-601)」。Mac miniのようなお弁当箱型の小型PCで、フットプリントのサイズは縦125mm×125mm。

Acer Revo Buildがすごいのは、まるで「お重」を積み上げるようにモジュールを組み込むことで、性能をグレードアップできるところ。お重る、もといモジュール同士はマグネットで接続するとのことで、すでにスピーカー、メモリ、外付けグラフィックスなどのモジュールが用意されています。

モジュールによって厚さはまちまち。

M1-601は背面にHDMI端子、DisplayPort、USB3.0ポート、LANポートを搭載しているのが確認できます。

左側面にはSDカードスロット、USB3.0ポート、イヤホンジャック。

Acer Revo Build実機のムービーも公開されています。

Acer Revo Build Hands-on from IFA 2015 - YouTube


ベースモジュールとなる小型PC・M1-601は500GB/1TBのHDDを内蔵し、IntelのPentiumもしくはCeleronシリーズのCPUを採用。メモリは最大8GBまで増設可能でWindows 10がプリインストールされた状態で出荷されます。M1-601は、2015年10月にヨーロッパ、中東、アフリカで、2015年12月に中国で発売予定で、ベースモジュールのM1-601が199ユーロ(約2万7000円)と予想されています。