取材

空中テント「テントサイル」を体験できジャグジー&Wi-Fiも完備した「千石台オートキャンプ場」


千石台オートキャンプ場」は3本の木を支点にして空中に設営できるユニークなテント「テントサイル」を体験できる数少ないキャンプ場です。テントサイルだけでなく、大自然の中でゴージャスなジャグジーに入ることができ、Wi-Fiも完備しています。実際の設備の様子や、各キャリアの携帯電波状況、車だけでなく公共機関とバスを使って行く方法をまとめてみました。

千葉君津の川遊び千石台オートキャンプ場 - 【千石台オートキャンプ場】 
http://www.1059dai.com/

千石台オートキャンプ場の住所は「千葉県君津市蔵玉2245-16」。東京から車で3時間ほどのところにあり、圏央道「木更津東IC」を降りて約30kmで到着します。


公共機関・バスで行くには、JR安房天津駅で下車。15時を過ぎると無人になり、ICカードで精算する人は現地でチャージできなくなるので、十分な金額を入れておきましょう。また、東京~安房鴨川駅を運行する高速バス「アクシー号」に乗り、電車で安房鴨川駅からひと駅の安房天津駅に移動してもOK。


駅前で「鴨川市コミュニティバス」の清澄ルートに乗車します。終点の「奥清澄」が千石台オートキャンプ場の最寄りですが、デマンド運転区間のため、出発の30分前までに「鴨川日東バス」に連絡して奥清澄までの予約をとっておく必要があります。運賃は片道400円。なお、東京からだと電車ルートで約4時間、高速バスルートなら約3時間で到着します。


(PDFファイル)鴨川市コミュニティバス 清澄ルート
http://www.kamogawanitto.co.jp/kiyosumi-jikoku.pdf

駅前には小さな売店があり、カップラーメンやスナックなら購入可能。ほかに食料品店はないので、食料や飲み物はあらかじめ買ってくるのがベター。


というわけでバスで40分ほど走ると、千石台オートキャンプ場に到着。


車で来る場合も、左手に銀色の看板が見えるので見逃すことはないはず。


キャンプ場に入ったところはこんな感じ。


入り口の先に管理室があり、ここで料金を支払ったり、わからないことがあれば相談したりできます。


チェックインは13時から、チェックアウトは12時までです。管理室では薪(1束)500円、炭(2kg)500円、ロックアイス(1kg)200円で購入できます。Wi-Fiも完備しており、パスワードもここで確認可能。


ほかにも虫よけスプレーなどいろいろ販売されています。さらに電気ケトルなど、必要なものがあれば相談してみるとレンタルできることがあります。


こっちがメインとなる「広場サイト」。全部で9区画あり、中央は車が出入りしやすいように広めにとられています。


キャンプ風景はこんな感じ。BBQや手持ち花火もOKとのこと。


こっちは樹木が生い茂った「林間サイト」で、全部で8区画。


木々を伸ばしっぱなしにしているため、夏場でも木陰で涼しく過ごすことが可能。ほかにも、混雑シーズンのみ100メートル離れたところにある10区画の「第二サイト」が開放されます。


屋根付きの食事場所もあり、雨に降られてもBBQはこっちですればOK。


林間サイトの奥には、テントサイルの区画がありました。


なお、実際にテントサイルを使った様子は以下の記事から読むことができます。

ハンモックのゆらゆら感とテントの居住性を両立した空中に張るテント「テントサイル」でキャンプしてみた - GIGAZINE


テントがなくても楽しめる5人用・8人用の「バンガロー」もあります。


中は必要最低限の空間になっているので、1万円以下というリーズナブルな料金設定になっているとのこと。


管理室の横には「炊事場」があり、水場で洗い物をしたり、机に集まってワイワイしたりできます。ゴミ捨て場もここにあります。千石台オートキャンプ場のオーナーはトマト農家を兼業しています。形がふぞろいなトマトが無料で炊事場に置かれることもあり、運がよければ新鮮なトマトを無料で食べられるかも。


洗い場はこんな感じ。


炊事場には自動販売機と冷蔵庫があり、ほかの利用客と共同ですが、食材や飲み物は冷蔵庫に入れておけるのは便利なところ。


お風呂もあります。


中を見ると「ジャグジー風呂」が設置されており、シャワーもついています。大自然の中ながら、ゆったりと汗を流すことができるわけです。別の場所には露天風呂まであるというぜいたくっぷり。


電源は1000円でレンタル可能。キャンプサイトまでリールを引っぱってきてくれます。


各キャリアの携帯電波状況を調べてみると、左からSoftbankはアンテナ3本、auは圏外、ドコモもアンテナ3本でした。auの人は電話ができなくなるので要注意。


入り口にはキャンプ場の番犬もいました。


なお、千石台オートキャンプ場の周辺には、キャンプ以外にも楽しめる場所がいくつもあります。以下の写真に写っているのは「亀山ダム」。時期によっては内部見学ができたり、観光放流を行ったりしているとのこと。ほかにも川遊びができるポイントや、隠れた紅葉名所の「七里川渓谷」もあり、11月~12月ごろに紅葉狩りも楽しめるようになっています。


千石台オートキャンプ場から公共機関で帰る場合、朝7時20分と8時30分以降の時間帯は、鴨川市コミュニティバスに連絡してバスを予約する必要があるので要注意です。千石台オートキャンプ場の料金は、広場サイト・第二サイト・林間サイトのオートキャンプが、1区画につき1泊5000円(ハイシーズン6000円)。バンガローは5人用が1泊7000円(ハイシーズン8000円)、8人用が1泊1万円(ハイシーズン1万1000円)。ジャグジー・露天風呂は時間制のレンタルで大人500円、小人300円。電源は全部で3つまでですが、1000円でレンタル可能。テントのレンタルも行っており、5人用テントのレンタル価格は3000円となっています。

料金・ルール - 【千石台オートキャンプ場】

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in 取材, Posted by darkhorse_log

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