試食

厚切り牛タンやトマト煮のいわしなど明治屋「おいしい缶詰」新作6品を食べてみました


具材からソースまでまるごと味わい尽くせる、こだわりの素材や製法で作ったプレミアムな缶詰が明治屋の「おいしい缶詰」シリーズです。2015年8月24日から「牛タンのデミグラスソース煮」や「国産するめいかの肝和え」など6種類の缶詰が新たに加わったので、実際に6品すべてを食べて尽くしてみました。

明治屋ニュース - 「おいしい缶詰」シリーズ6アイテム新発売| 明治屋
http://www.meidi-ya.co.jp/news/20150806_1.html

缶詰は紙製の箱に入っており、左上に「おいしい缶詰」のロゴが共通でプリントされています。


まずは「牛タンのデミグラスソース煮」(税込702円)から食べてみます。


ご飯にもお酒にもよく合う味付けで、パスタやドリアの具材としてもおすすめとのこと。


原材料は牛タン、デミグラスソース、トマトケチャップ、豆みそなど。カロリーは1缶90g当たり148kcalです。


箱から取り出すと、白い無地の缶詰が登場。


フタを開けるとじっくり煮込まれたデミグラスソースのコク深い風味が漂います。


缶詰の牛タンというと身が固く締まったものが多い中、「おいしい缶詰」の牛タンは厚切りにカットされた身はホロッとやわらかく、お箸で簡単に切れるほどで、かめばかむほどにお肉のうまみを堪能できます。八丁みそと赤ワインを加えた特製デミグラスソースはコク深く、ソースの味がお肉の芯まで染みこんでいました。


味付けがやや濃いめなので、ご飯やパンと一緒に食べるといい感じ。


次は、厚切りの豚バラ肉をバルサミコ酢や赤ワインソースに漬けた「国産豚のバルサミコソース味」(税込540円)を食べてみます。


原材料は、豚肉、ぶどう酢、ワイン、しょうゆなど。カロリーは1缶80g当たり167kcalです。


開封すると、表面に白い脂が固まって浮いていました。そのまま常温で食べても十分おいしいのですが、缶を開ける前に湯煎であたためても良いとのこと。


バルサミコ酢と赤ワインで作った特製ソースの中には、ごろっと大きな豚バラ肉のかたまりが入っていました。塩麹に一晩漬け込んでいるためお肉はやわらかく、ジューシーな肉のうまみが閉じ込められています。


バルサミコソース仕立てですが、しょうゆの風味が効いているため、白ご飯と相性抜群でした。


国産するめいかの肝あえ(生姜風味)」(税込486円)は、「おいしい缶詰」の生産工場のある青森県八戸市でよく食べられているイカ料理で、八戸市民のお墨付きとのこと。


ご飯のお供として炒め物や煮物に使ったり、お酒のおつまみとしても親しまれているそうです。


オススメのお酒は日本酒や焼酎。


原材料は、いか、砂糖、醤油、調合みそ、にんにく、食塩、しょうがなど。カロリーは1缶90g当たり145kcalです。


缶のフタを開けるとしょうがのツンとした香りが漂ってきました。


食べてみると、イカのうまみが調合みそと濃厚に絡み合い、少し苦みのある肝の風味が効いており、まさに日本酒のツマミにぴったり。


味が濃厚なので白ご飯と合わせて食べると、何杯でもおかわりできそうでした。


国産真いわしと野菜のトマト煮」(税込486円)は、脂ののった真いわしを原材料の40%以上使用しているとのこと。


トマトソースで煮込んでいるため、パンやパスタ料理にも使える一品。


原材料は、いわし、トマト、オニオンソテー、人参など。カロリーは1缶100g当たり194kcalです。


箱から取り出してみると、天面が長方形の缶詰が入っていました。


缶詰のフタを開けると鮮やかなトマトソースにいわしの身が漬かっており、トマトのさっぱりとした爽やかな香りが漂います。


「トマトソースベースの缶詰」という聞き慣れないコンセプトにおそるおそる箸を伸ばして食べてみると、いわしの身はじっくりと煮込まれていて柔らかく、トマトの甘みがよく染みこんでいました。


トマトソースなので洋風っぽい味わいですが、酸味が控えめで白ご飯との相性が意外によく、リゾットの具としても使えそうです。


瀬戸内産いかなごのごま油漬(和風アヒージョ)」(税込486円)は、大きめのいかなご(こうなご)をごま油に漬けて和風のアヒージョに仕上げた一品。


和風アヒージョとのことで、日本酒や焼酎と合わせて食べるのがオススメされています。


原材料は、いかなご、食用ごま油、にんにく、食塩、香辛料。カロリーは1缶75g当たり286kcalです。


缶を開けると、いかなごが缶の中にぎっしり詰まっていました。いかなごは、とれたてのものを一夜干しにした後、にんにくと塩で下味を付けて、焙煎ごまと白ごまのブレンド油に漬けているとのこと。


食べてみるとアッサリとしたいかなごの身をごま油の風味が引き立たせた仕上がりで、唐辛子のピリッとした辛さがアクセントになっています。


最後は、にしんを醤油ベースのたれに一晩漬け込んでから、いぶしてオリーブオイル漬けにした「にしんの燻製オリーブ油漬」(税込486円)。


原材料は、にしん、食用オリーブ油、しょうゆなど。カロリーは1缶90g当たり329kcalです。


開封するとオリーブオイルの香りが豊かで、燻製の風味はやや薄め。


大きくカットされた身がゴロッと入っており、臭みがなく食べやすい作り。オリーブオイルはサラッとしており、一般的なオイルサーディンよりもアッサリと食べることができます。にしんの風味や燻製の香りがオリーブオイルに移っているので、にしんの身だけでなく油まで味わい尽くせます。


というわけでにしんの身をバゲットに載せてみました。パリッと香ばしく焼いたバゲットと柔らかいにしんの身は相性がよく、にしんのうまみをパンがうまく受け止めてくれていました。おつまみとしても、時間がない時の軽食としてもぴったりです。


なお、おいしい缶詰公式サイトでは缶詰を使ったおかずやおつまみのレシピが公開中です。おいしい缶詰シリーズは少し高めの価格設定ですが、牛肉・鶏肉・豚肉や魚介系など合計36品もの缶詰がそろっているので、いつもと違うプレミアムな缶詰が食べたいときにオススメです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
缶詰の既成概念をぶち壊すくらいクオリティが高い明治屋の「おいしい缶詰」シリーズ - GIGAZINE

炭火焼鳥で作った世界一おいしい料理「マッサマンカレー」の缶詰「Thai Deli マッサマンチキン」を食べてみました - GIGAZINE

本格パスタや香草焼きが速攻で完成するサンマの缶詰「イタリアンなサンマ」を食べてみました - GIGAZINE

冷やして食べる缶詰「やきとりのポン酢ジュレ&帆立の白ワインジュレ」を食べてみた - GIGAZINE

本格的なイカスミの煮込みやイカのアヒージョが速攻で楽しめる巨大缶詰を食べてみた - GIGAZINE

in 試食, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.