試食

牛丼の吉野家で気軽にチョイ飲みを楽しめる「吉呑み」をしてみた


牛丼を主力に販売する吉野家は、2015年4月20日から一部の店舗で居酒屋メニューとお酒をフラッと立ち寄って楽しめる「吉呑み」をスタートさせています。吉野家の前を通りかかるたびに気になっていた「吉呑み」にはなかなかチャレンジする機会がなかったのですが、着実に人気を広めているということもあったので実際にどのようなサービスになっているのか体験してみることにしました。

「吉呑み」のご紹介|吉野家
https://www.yoshinoya.com/yoshinomi.html

吉野家に到着。今回訪れた店舗では17時から「吉呑み」が実施されていましたが、実施対象店舗や実施時間帯は店舗によって異なるので、事前にネットで確認しておいた方がベターです。


店の軒先には赤ちょうちん、そしてアンドン式のスタンドサインが置かれて、行き交う人々を誘い入れようとしてきます。


ということでお店に入ってメニューを確認。「牛煮込み」や「煮玉子」といったイチオシメニューや通常メニューにもある牛皿、他にも「子持ちししゃも」「さば味噌」「冷奴」などのお酒のつまみになりそうなメニューもあってまさに居酒屋感覚。


ドリンクメニューもそこそこ充実。瓶ビール・生ビール、角ハイボール、チューハイ、冷用酒(冷酒)、焼酎(麦・芋)などの定番に加えてホッピーがラインナップされています。アルコールがダメな人にはお茶とウーロン茶がありますが、コーラなどの炭酸飲料は用意されていませんでした。


そんなこんなで生ビールと、ホッピーと焼酎がセットになったホッピーセットを注文。もちろんドリンクは真っ先に提供されます。


ドリンクと一緒に、吉呑みメニューの注文も開始。この日は2名でお店を訪れており、各メニューは小鉢サイズで提供されるので「余裕で全メニュー食べれるっしょ♪」と楽勝ムードで挑んだのですが、主要メニューを食べ尽くす頃にはすっかり満腹になってしまうのでした。

・牛煮込み(税込350円)
四角い小鉢で運ばれてきた牛煮込み。牛すじ肉・ホルモンを煮こんだものの上にネギがのせられています。


吉野家の「牛煮込み」ということで、思わず牛丼で慣れ親しんだあの味を想像していたのですが、予想に反してアッサリな味付けの牛煮込み。お肉はトロトロというよりはシッカリとした食べ応えがある状態になっていました。


・牛皿(並) (330円)
もう何の説明も必要ないであろう、吉野家の牛丼の肉だけを持った「牛皿」。そういえば、吉呑みが導入される前から牛皿と瓶ビールを飲むおじさんの姿をよく見かけていた気がします。


食べてみてもやはり安定の味。ご飯とは別に具だけで食べることで、味がよりしっかりと感じられます。これはビールがどんどん進む味。


・子持ちししゃも(350円)
やや小ぶりな子持ちししゃもが6匹とマヨネーズがついたセット。


パクリと食べてみると、少しひんやりした状態で、つい想像してしまう炙りたての状態ではありませんでした。お店で火を使って調理をするわけではなさそうなので、こればっかりは仕方ないのかも。ししゃものおなかに詰まったたまごの量は、少なくもなく多くもない、標準的な感じでした。


・焼いか(300円)
酒の肴にピッタリな焼きイカもラインナップ。このメニューにもマヨネーズが添えられています。


ひと口かじってみると、やはりこちらもアツアツではなく少し冷めた感じの温かさ。しかし、甘めに味付けされた焼イカは、まさに「ザ・酒の肴」といえる安定のおいしさでした。


この日は「吉呑み」が始まった直後の17時過ぎにお店を訪れたのですが、準備の状況も影響したためか少しひんやりとしたメニューがあった印象。この後に提供されたメニューはきちんと温かいものばかりだったので、もう少し遅めの時間に訪れると違った印象になったのかもしれません。

・ハムポテト(250円)
おすすめメニューのひとつ、ハムポテトを食べてみます。ハムが4枚入っていて見た目のボリューム感は満点。


ハムにポテトサラダをのせてパクリ。ハムの食感と、コショウを少しきかせたポテトサラダの風味がマッチして食べ応えがあります。


・玉子焼(200円)
小鉢に4切れ乗せられた状態で提供された玉子焼き。焦げ目のないキレイな玉子焼きです。


食感は意外としっかりしており、どちらかいうと堅めな食べ応え。だし巻きたまごの「ぷるん」とした食感をイメージしていると大きく印象が異なるので要注意です。そしてこの玉子焼も少しひんやりしていました。


テーブルに置いてある牛丼用の紅ショウガをのせて食べると、風味がアップしてグッド。


・一口ガンモ(200円)
居酒屋でつい注文してしまうことも多い「がんもどき」もラインナップ。がんもどきと一緒に絹ごし豆腐が器に盛られてきました。


このガンモが意外ともいえる本格派。甘みを少しきかせたダシがよく染みこんでいるので、歯でかむたびにじゅわっとダシがあふれて非常に風味豊かな味に仕上がっています。ガンモの生地もパサつかず、しっとりとした食べ応えになっていました。そして豆腐にもダシがよく染み通っています。


・煮玉子(1個 100円)
牛丼のタレで煮こんだという煮玉子は、吉呑みを利用する人の間でも人気が高いというメニューだそうです。


パカリと割って食べてみると、中までしっかり色がついた煮玉子状態になっており、味もしっかりついています。その風味はまさに「吉野家の牛丼」で、牛丼のタレでこんなにうまく煮玉子を作れるものかと驚かされます。一つといわず、2個、3個と食べたくなってしまう魅惑の味となっていました。


・さば味噌(300円)
いかにも味噌の効いてそうなタレに入った「さば味噌」は、さばの切り身が2切れ入っています。


骨までホロリと崩れる柔らかさに炊き込まれたさばに、味噌の風味が濃厚にからんでいます。ショウガの風味もきかされているので、味の濃さにもかかわらず意外とパクパクと食べてしまいそうな感じ。これもお酒が進む味といえます。


・ツナのグリーンカレー風味(300円)
意外ともいえるのが、この本格的な風味を持つグリーンカレーでした。カレースープの中にはツナの身がふんだんに入っており、添えられたブロッコリーの緑が見た目に鮮やか。


テーブルに置かれたスプーンですくってみると、ツナの身がどっさりと入っています。味はビックリするぐらい本格的なもので、ピリッとした辛さにグリーンカレー特有の爽やかさがよく感じられるものになっています。あえて褒め言葉として表現すると、名作の誉れも高いいなばのタイカレー缶と非常によく似た味わいとなっており、満足感はかなり高め。


・ブロッコリーの胡麻和え(150円)
温かく調理されたブロッコリーに、ゴマをあえた「ブロッコリーの胡麻和え」。


ホクホクに温められたブロッコリーにゴマドレッシングのようなソースが絡み、ゴマの香りが心地よく感じられます。てっきり冷たいサラダ仕立てなのかと思いきや、ちょっとビックリするぐらい温かいのが新鮮な一品となっていました。


・ウインナー(250円)
ウインナーは4本入りで、練りからしが添えられています。


アッサリとした仕上げのウインナーで、過度なジューシーさもなくサラッと食べ進められる感じ。牛皿などのボリュームのあるメニューがめじろ押しのなか、サッパリ感を覚える一品でした。


こんな感じで主要な吉呑みメニューを食べまくっていたら、いつの間にかかなりの満腹状態に。枝豆やキムチといった定番メニューは泣く泣くスルーして、シメの一品として「牛すい麺」と「牛すい」を注文しました。

・牛すい麺(400円)/牛すい(350円)
シメの2品が到着。透明に近いダシの中に豆腐と牛肉、玉ねぎが入っており、牛すい麺にはさらに、きしめんのような平らな麺が入っています。


牛すい麺をズズッとひと口。かつお風味のきいたダシに牛肉と玉ねぎから出る甘みがミックスされ、少し酸味も感じられてアッサリしながらもコクのある味わいはシメにピッタリ。きしめんは意外とボリュームがあるので、シメのつもりが思いのほかがっつりと食べることになってしまいました。


シメを迎えるまでに既におなかがいっぱいという人は、麺の入っていない「牛すい」を選ぶと良さそう。さっぱりさとコクを感じさせるスープが優しく感じられることうけあいです。


こんな感じで、2名で訪れた「吉呑み」でしたが帰るころにはすっかり満腹状態に。帰り道にちょっとだけ食べたり飲んだりしたいけれど、居酒屋に入るのはちょっと大げさだし、靴を脱いで上がるような店も面倒くさいし……という人に「吉呑み」はピッタリな業態のお店といえそう。ちょっと気軽に入って軽く一杯、という用途にピッタリなので、明日からクセになって通ってしまわないか、少し心配になってしまうサービスでした。

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in 試食, Posted by logx_tm