少女がバレリーナに、少年がドラマーになる夢を360度キャプチャ・ARミラーなど技術の力でプロとつなげる「SYNC DREAMS」特別授業はこんな感じ


相手を等身大で映すビデオチャット技術を活かし、遠く離れた人たちの心をつなぐプロジェクトで合計150万回以上再生された「SYNC PROJECT」の第3弾として、ついに海を越え、日本とアメリカをつないだ「SYNC DREAMS」が公開されました。今回は夢を抱く日本の子どもたちと、同じ夢を実現してアメリカで活躍する先輩たちがビデオチャットで会話し、さらにテクノロジーを駆使して1日限りの特別授業を行うというものになっています。

SYNC DREAMS ~ 子どもたちが、夢に近づく特別授業 ~ - YouTube


七夕祭りで、願い事を短冊に書いてササに結ぶ親子。


女の子の願いは「世界一のバレリーナになること」。


「トムソーヤの冒険、バレエの見にいって」


「最後に、女の人が」


「すごい回転、20回くらい」


「もうずっと、回り続けてたから」


「ああいうふうになりたいなぁって思った」


こちらの男の子の夢は「プロドラマーになりたい」。


「カッコよくて」


「何でもできる」


「ドラマーになれればいいなって思います」


「夢に向かうきっかけ、それは夢を叶えた人に出会うこと」


ドラマーになる夢を持った少年が、真っ暗な部屋の扉を開けて、中に入ると……


部屋の中央にある指揮台にスポットライトがともります。


「なんだろう?」と気になって近づく少年。


台の上にはスマートフォンが置かれていました。画面をタップすると……


ドラマーのシルエットがきらきらと輝きます。


同時に、部屋の壁には満天の星空が映し出されました。


びっくりして星空をじっと眺める子どもたち。


すると、壁が明るくなり、少女の目の前にはバレエの先生が登場。


少年の前にはドラムの先生が現れます。


目の前で行われるプロドラマーの演奏に、驚きつつもじっと耳を傾ける少年。


バレエの先生は片足立ちでクルクルと連続で回転。


女の子の前で決めポーズ。


「ここは、夢に近づく未来の教室」


東京に住む9歳の少女と……


ワシントンで活躍するプロバレエダンサーをつないだ、特別授業が始まります。


同じ部屋の中でおしゃべりしているかのように、海外の先生と話せることにビックリ。


一方、ジャズドラマーの先生はボストン在住。


東京の10歳の少年とともに授業を開始します。


「よろしくお願いします」


「手は横……」


「タンジュ」


「プリエ」


先生が「そのままキープしてて」と言って指をパチンと鳴らします。


すると先生の隣に、少女と同じポーズをとった等身大のキャプチャー画像が現れました。


まるで鏡に映したかのような自分の姿にビックリする少女。


先生が手をくるりと回すと、手の動きに合わせて少女のキャプチャー画像もくるくると回転。


背中もバッチリ写っています。


このキャプチャー画像は「バレット撮影」という手法で作られたもので、30台のカメラを円形に並べて少女の姿を撮影し、画像をレンダリングして立体的な画像を作り出してプロジェクションに投影しており、以下と同様の技術です。

50台の一眼デジカメを円筒形スタジオに張り巡らせて撮影する「The 24x360 project」 - GIGAZINE


画面越しにクルクルと回る自分の姿を見て、少女は驚きながらもニッコリ。


さらに、美しい姿勢のポイントとなる部分をわかりやすく表示するため、頭頂部や指先・足先などを自動で検出するプログラムを使って、キャプチャー画像の上にラインアニメーションを表示。


先生の指導を交えつつ……


キャプチャー画像を見ながら、美しいフォームを身につけていきます。


ドラムの先生は、最初にお手本としてドラム演奏を開始。


少年が投影されている映像を見ながら演奏に聴き入っていると……


少年の目の前にあるドラムセットが、先生側の演奏に応じて光り始めました。


この「光るドラム」は、先生側のドラム1個1個に設置された振動検知センサーが、ドラムをたたくリズムを検知して、同じリズムで少年側のドラムに光を投影しているという仕組み。


先生のお手本の後は、少年のドラムに「GO!」と表示されて、練習スタート。


まずはゆっくりとしたスピードでドラムを鳴らしていきます。


真剣な面持ちで指導を受ける少年。


バレエの先生がパチンと指を鳴らすと……


今度は少女が回転しながらジャンプする姿が連続写真で投影されました。


この連続写真は、ジャンプ中の様子を連写撮影して、指導ポイントとなる写真を独自のプログラムで抜き出して表示・固定しているとのこと。


普通のレッスンであれば、空中での動きをピタッと止まった状態でじっくり見ることは難しいのですが、連続写真があれば改善ポイントを見つけて分かりやすく指導できるというわけです。


「足の間が空いちゃってるのが分かるかな?足と足がシュッとくっつくようになってほしいな」といった具体的なアドバイスが可能。


ドラムの練習は徐々にテンポが上がり、リズムも複雑に。


「いまのいいね!つながってきたよ」


少年は先生に演奏をほめられてニッコリ。


バレエの指導は終盤にさしかかり、いよいよ回転の練習。くるくると勢いよく回って……


ピタッと着地。


「さっきよりいいんじゃない?」と、回り方がだんだん上達している様子。


ここでさらなるサプライズが用意されていました。「じゃあ、今から変身してもらいます」と先生。


少女は一体何が起こるのかな?とワクワク。


先生が手をひらひらと空中に振りかざすと……


少女の目の前に巨大な鏡が登場。


先生と同じように鏡の前でくるくる回転すると……


鏡に写った少女が、ドレス姿に変身。


思わず「うわぁーすごい!」と声をあげて喜ぶ少女。


この鏡は、教室内に取り付けたKinectのモーションセンサーが回転の動きを検知して、衣装を着替えることが可能という仕組みで、以下と同様の技術となっています。

リアルタイムに映った自分の映像で好きな服を試着できるデジタルスペース - GIGAZINE


黄色のドレスや……


深紅と橙のドレスに着替える少女。まるで魔法の鏡のようです。


少女の動きに連動して、鏡の中の少女も動きます。


どの衣装にしようかな?


「青がいいかなあ」


「青がいい!」と決定。


すると、先生が「後ろ側にあるドアを開けてみてくれる?」と、教室の後方を指さします。


少女は後ろを向いて、ドアの方へ。


ドアを開けると……


目を見開いてビックリ。


クローゼットの中には、先ほどARで試着したドレスの実物が入っていたのでした。


衣装を着て、先生と一緒に踊ることに。


ドラマーの少年はだんだん演奏が上達してきました。


ちらっと目線を上げると……


向こう側の演奏室に違う人の姿が。


入り口で手を振ってあいさつ。なんと、ドラムの先生のジャズ仲間がサプライズでかけつけてくれたのでした。


「おお?!」と困惑気味の少年。


一方、少女は衣装に着替えて先生と一緒に踊り始めます。


画面の両側で同じポーズで踊る2人。


先ほど練習した、足を閉じるポーズもバッチリです。


ドラムの先生のジャズ仲間がそろい、一緒にセッションを開始して練習の成果を披露していきます。


「本当、僕もあの、小さい頃……」と、子どもの頃を思い出す先生。


「まもる君みたいに、憧れの人たちと出会って」


「夢を与えてもらったので」


「それをまた今、次の世代に伝えることができたので」


「すごくうれしく思いますね」と、昔を振り返ります。


「さん、ハイ!」と先生のかけ声に合わせて……


少年のソロパートがスタート。


一生懸命にソロパートを演じる少年。


「プロのバレエダンサーの方で、ちっちゃい時に」


「ずっとその人を目標に、憧れて、がんばっていたので」


「そういう存在になれたかな」


バレエは両手を高く上げる決めポーズでシメ。


セッションは最後にドラムロールが鳴り響いておしまい。


あこがれのプロ奏者たちとの演奏を終えて、少年はかなり興奮気味。


というわけで、「SYNC DINNER ~遠く離れたふたりの心が近づくディナー~」「SYNC YELL ~ 上京した瞬間に、地元からのサプライズエール ~」に続く「SYNC DREAMS ~ 子どもたちが、夢に近づく特別授業 ~」のさらなる詳細が以下の公式サイトで公開中です。今はまだ1日限定の特別授業ですが、インターネットとテクノロジーを駆使したこのような教育の機会が、すべての子どもたちに平等に与えられる未来はただの夢物語ではなく、やろうと思えばすぐにでも実現可能なレベルにまで来ているのだ、ということが実感できます。

SYNC DREAMS by au
http://connect.kddi.com/sync/dreams/

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