レビュー

スマホでスイングチェックすることでみるみるゴルフが上達できる「Zepp Golf スイングセンサー」レビュー


タイガー・ウッズや松山英樹のパワフルで美しいスイングに憧れて、見よう見まねでスイングしてみるものの、端から見れば「全然違う!」ということはよくあるもので、自分のスイングを客観的に見ることは非常に難しく、それゆえにゴルフの上達は難しいものです。そんな自分のスイングの欠点を、スマートフォンで丸わかりにしてくれ、スイングの軌道を再現したり、スイングをスコアで採点したりしてくれ、自分の等身大のスイングをありのままに教えてくれるトレーニングツールが「Zepp Golf スイングセンサー」です。

Zepp Golf スイングセンサー :フォーカルポイント株式会社
http://www.focal.co.jp/products/detail.php?product_id=910

◆外観チェック
Zepp Golf スイングセンサーはこんな箱に入っています。


箱を開けるとセンサーが登場。


中身はセンサー本体、マウント、充電用USBケーブル、説明書・保証書となっています。


センサーはこれくらいのサイズ。非常に軽量です。


裏には充電用の接点。


マウントに取り付けるとこんな感じ。クリップを使ってグローブに取り付けます。


充電用USBケーブル。


センサーの接点を合わせるように挿し込んで……


PCやACアダプターなどのUSBポートに接続すればOKです。


◆アプリ・インストール
Zepp Golf スイングセンサーの専用アプリはiOS・Androidの両方に対応しています。

Zepp Golf - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.zepp.zgolf&hl=ja

iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 Zepp Golf
https://itunes.apple.com/jp/app/zepp-golf/id738428692

今回はiPhone 6 Plusで使うので、App Storeで「Zepp Golf」を検索して、「入手」をタップ。


「インストール」をタップ。


「開く」をタップするとアプリが起動します。


◆アプリの初期設定
アプリが起動して、「サインイン」をタップ。


初回起動時はアカウントの作成が必要で、メールアドレスかFacebookアカウントを利用できます。今回は「メールを利用」をタップ。


名前やメールアドレスの登録画面が立ち上がります。


各種情報を入力したら、「アカウントを作成」をタップ。


次に「役割」を登録します。今回は「プレイヤー」にチェックを付けて、「次へ:センサーを設定」をタップ。


準備が完了したら「さあ、始めましょう!」をタップしてセンサーの設定作業に移ります。


センサー本体を画面のとおりに挟み込むように4秒間長押ししてLEDランプを点滅させます。LEDランプが点滅したら、「次へ:センサーを装着」をタップ。


画面の通りにセンサーをマウントに入れて、グローブに装着。


マジックテープの間に挟み込むようにするのがベストなようです。


つぎにiPhone 6 PlusとBluetoothでペアリングさせます。


「ZEPP - 文字列」とペアリングさせたら、「ペアリング」をタップ。


「接続済み」となればOK。


ペアリングが完了したら、「次へ:グリップを調整」をタップ。


実際にクラブを握ってグリップ位置を調整します。調整が済んだら、「次へ:プロフィールを完了」をタップ。


すべての設定が完了したら、「さあ、始めましょう!」をタップ。


プロフィールの入力画面になるので、身長や利き手などの情報を入力します。


身長の単位はフィートなのが玉にキズ。


ハンディキャップは分からないので「20」としておきました。入力が完了したら、「次へ:スイングの目標を設定」をタップ。


スイング目標の設定です。「目標」は「アマチュア」「プロ」「シニア」から選択可能ですが、今回は「アマチュア」を選びました。


「アマチュア」を選択すると、自動的に「テンポ」「バックスイングの位置」などにプリセットの情報が入力されました。「理想」のスイングがはっきりイメージできる場合は設定をカスタマイズするのもOK。今回はデフォルト状態のまま、設定することにしました。


クラブごとのスイングスピードも設定できます。今回はデフォルトのままで変更せず。


設定が完了したら、「次へ:アイアンを追加」をタップ。


「さあ、始めましょう!」をタップ。


アイアンを登録します。「製造元」をタップ。


自分のアイアンのメーカーを選んだら、「完了」をタップ。


さらに「モデル」「クラブ(の種類)」を細かく設定して、「次:デバイスを測定」をタップ。


「OK」をタップしたら、初期設定が完了。


◆スイングチェックしてみた
設定が完了したら、画面上の「今すぐ最初のスイングをキャプチャしましょう」をタップ。


「較正」をタップ。


「準備は良いですか?」と表示されるので、軽くワンスイングします。


なお、画面中央上からクラブを変更することも可能なので、好きなクラブを使えばOKです。


スイングすると、画面にスイングした軌道が表示されました。ここからはチュートリアルがスタート。画面の説明通りにスワイプすれば、自分のスイングの様子を回転させて、上下左右から確認することができます。


下へスワイプすれば真上(頭上)から見ることが可能。


スイング数を確認するのは画面下中央の「グラフ」アイコンをタップすればよいようです。


上達過程は色で表示され、緑色ならば目標達成。


というわけで、6番アイアンを使ってスイングしてみました。最初のスイングは70点。「クラブスピード」「テンポ」が赤色の「頑張りましょう」。


なお、どの画面からでもスイングしてOKなようです。


表示されるスコアを参考に素振りを継続。数値で悪い箇所が分かるので、意識してスイングすることでみるみるスコアが良くなります。


試しにいい加減なスイングをすると、きっちりシビアなスコアに。Zepp Golf スイングセンサーのBluetoothセンサーは、かなり正確なようです。


というわけで、まじめにスイング。クラブスピードが上がってきました。あらゆる項目が数値化されるので、意識的にトレーニングすることができます。


「テンポ」以外の項目は「OK」以上。


みるみるスイングが改善されるので驚きです。数値で見せられるのがこれほど効果的とは……。


なお、各項目のタイルをタップすると……


画面下にスイング改善のための参考ムービーを再生できます。しかし、残念ながらムービーは英語なので、日本語版の登場を大いに期待したいところです。


なお、スイングのデータはすべてログで記録されます。ログはカレンダーに保存されるので、「あのときのあのスイング」までたどることが可能です。


また、Zepp Golfアプリでは、クラブや手の位置を立体的に表示できる機能がトレーニングにお役立ちです。画面下の「スイング」アイコンをタップすれば自分のスイングをムービーで閲覧できます。クラブヘッドの動きを上から見るとこんな感じ。


「手」


「平面」


なお、アイアン以外のクラブを登録することもできます。画面上中央の「クラブ」アイコンをタップ。


右上の「+」をタップ。


ドライバーを追加してみます。「ウッド」をタップ。


クラブメーカーを選択して、「完了」をタップ。


クラブ名を選択して、「完了」をタップ。


「ロフト」の角度やクラブの長さを入力。


すべての項目を入力・選択し終えたら、「保存」をタップすれば登録完了。


クラブ一覧にドライバーが表示されました。


ドライバーで試しにスイングしてみるとこんな感じ。


上から見ると、クラブの軌道がバックスイング時よりもかなり前方を通っていることが分かります。


これは、クラブを振り下ろす際に先に腰が前方に切り込んでいくから。このような直すべき悪癖が、スイングの軌道ムービーを見れば一目瞭然というわけです。


「平面」モードにすると、クラブはおおよそきれいな平面上に乗っているようです。どうやら腰が先に入ってしまう部分が、最も改善すべきポイントのようです。


Zepp Golf スイングセンサーは、想像以上に自分のスイングのクセや改善すべき点を丸わかりにできるため、練習場はもちろんコースを回る際にも大いに頼りになりそうなツールと言えそうです。


なお、「Zepp Golf スイングセンサー」は、Amazon.co.jpで2万365円(税込・送料無料)で販売中です。

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in レビュー,   モバイル,   ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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