ソニーが人の耳では聞きとれない高い周波数の信号が大音量に相当する音圧レベルで流れてスピーカーが破損するシステムステレオの使用中止を勧告

「CDも、ワイヤレスも、ハイレゾ相当の高音質で楽しむ」というキャッチフレーズのマルチオーディオコンポ「CMT-SX7」の使用中止の呼びかけがソニーから出されています。

Sony Japan | システムステレオ「CMT-SX7」ご愛用のお客様へ 使用中止のお願いとお詫び
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/ServiceArea/150723/index.html

製品自体は2015年7月11日から発売されているもので、価格.comにおける記事執筆時点での最安値は5万6635円となっており、ソニーからの使用中止勧告は以下のようになっています。

・音楽が正常に再生されずノイズが聞こえる。

・人の耳では聞きとれない高い周波数の信号が大音量に相当する音圧レベルでスピーカーもしくはヘッドホンから出力される。

・スピーカーのツイーター部が高温になり破損する。

ここが高温になる箇所

最後の高温破損については、微量の発煙・異臭を伴う場合があるものの、周囲への損傷などに至ることはない、とのこと。

対象製品の型名は本体前面の右下に表示されています。

また、対象製造番号は2100001～2105394で、製造番号は本体背面の右下に表示。

なお、とりあえず「安全のため電源プラグをコンセントから抜き、ご使用を中止下さいますようお願い申し上げます」ということで、実際にどのようにすればいいのかという具体的な対策は2週間以内にソニー公式サイトで改めて告知されるそうです。