Excel・Word・PowerPointにGoogle ドライブへ直接保存・共有などができるGoogle純正プラグイン「Google ドライブ プラグイン for Microsoft Office」

Microsoft Word・Microsoft Excel・Microsoft PowerPointで作成したファイルをPC内だけではなく、Google ドライブに保存したり、Google ドライブに保存してあるOfficeファイルをブラウザではなくそれぞれのソフトで開くことのできるGoogle純正プラグインが登場しました。

Google Drive Blog: Introducing the Google Drive plug-in for Microsoft Office
http://googledrive.blogspot.jp/2015/07/google-drive-plug-in-for-office.html

Microsoft Office プログラムからドライブ ファイルを使用、保存、共有する - Google Apps 管理者 ヘルプ
https://support.google.com/a/answer/6167634?hl=ja

GoogleドライブにアップしてあるWordファイルやExcelファイルをブラウザ上で閲覧するだけならこれまでも可能でしたが、ファイルを保存してからアップロードしたり、編集のたびにダウンロードするのはわずかな手間とはいえ、省けるなら省きたいもの。その一手間の削減を実現するのがこのプラグインです。

まずは下記ページの「ダウンロード」をクリック。まだファイルのダウンロードは始まりません。

Google ドライブ
https://tools.google.com/dlpage/driveforoffice

「同意してインストール」をクリック。

するとページが切り替わり、自動的にファイルのダウンロードが始まります。

ダウンロードしたdriveforoffice.exeを起動。

「実行」をクリックすると、またもファイルのダウンロードが行われて、インストールが始まります。

インストールが完了したら「閉じる」をクリック。プラグインなので、この段階で何かのソフトが起動したりすることはありません。

WordやExcelなど、Officeを次に起動するとこのようなダイアログが表示されます。「開始」をクリック。

「Google ドライブ」を使うアカウントでログインします。

「承認する」をクリック

これで、プラグインを使う準備が終わりました。「完了」をクリック。

例えばOffice 2007や2010の場合、文書を作成後、メインメニューを開くと一番下に「Google ドライブ(G)」という項目が増えています。

「Google ドライブに保存(S)」をクリック

保存したいファイル名を入力して、「OK」をクリック。

ファイルがアップロードされて、保存が完了。

Google ドライブを見てみるとこんな感じで保存されています。

Google ドライブ上では、このようにファイルの閲覧はできますが、編集はできません。

再びWordに戻り、「Google ドライブから開く(O)」をクリック。

Googleドライブのファイルリストが表示されるので、開きたいファイルを選んで「選択」をクリックすればOK。

「設定」では表示したいファイルの種類を選べます。

デフォルトでは「Microsoft Office ファイルとGoogle ドキュメント ファイル」となっているのですが、WordではGoogle ドキュメントのファイルは閲覧・編集ができずブラウザが起動して表示されることになるので、「Microsoft Office ファイルのみ」にしておいた方が混乱しなくていいかも。

なお、メインメニューだけではなく、リボンにも「Google ドライブ」のタブができていました。

Office 2013の場合はそもそもファイルメニューの見え方が異なり、「最近開いたファイル」の下、「OneDrive」より上に「Google ドライブ」が追加されていました。