アンインストール後も勝手に写真をクラウド上にアップし続ける「Googleフォト」を止める方法

無料で容量無制限に写真や動画を保存しまくれるサービスが「Googleフォト」で、ブラウザからはもちろんのこと、iPhoneやAndroid端末からも気軽に写真をアップロードできます。Googleフォトは1600万画素までの写真ならば無制限に保存できるので、手持ちのスマートフォンやデジカメで写真を撮りまくって「保存容量がいくらあっても足りない！」という人にとって最高のサービスかもしれません。

「Googleフォト」アプリの使い方は以下の記事を読めば分かります。

無料かつ容量無制限でiOS・Android・ブラウザから使える写真サービス「Googleフォト」使い方まとめ - GIGAZINE

しかしAndroid端末の場合、Googleフォトで1度バックアップと同期を自動で行うと、アプリをアンインストールした後でも端末で撮影した写真が自動でGoogleフォトにバックアップされ続けることが明らかになりました。

Google Photos may be uploading your pics, even if you don't want it to (Video) - Nashville Business Journal
http://www.bizjournals.com/nashville/blog/2015/07/google-photos-uploads-images-without-app.html

Googleフォトはその名の通りGoogle純正のサービスで、撮影した写真を自動でアップロードするバックアップ機能が搭載されています。Googleフォトを使用する際にはAndroid端末を使用する際にも不可欠な「Googleアカウント」が必要で、バックアップ機能を有効にしておけばAndroid端末で撮影した写真は自動でGoogleフォト上に保存されていくことになります。しかし、このバックアップ機能はアプリをアンインストールした後も有効になり続けてしまうようで、アプリを削除した後に撮影したはずの写真がGoogleフォト上に大量にアップロードされていることをアメリカのニュースサイトNashville Business Journalが発見したわけです。

Googleフォトアプリの初回起動時、こんな感じで写真のバックアップと同期を有効にしたり無効にしたりする画面が出現します。有効にしておけば撮影した写真は全てGoogleフォト上に自動でアップロードされるので、わざわざ手動で写真をアップロードする必要がなくなり便利です。

試しにAndroid端末で写真をパシャリ。

すると撮影した写真が自動でアップロードされていました。赤枠の雲型アイコンがアップロードが完了したマークで、矢印がぐるぐる回っているのはアップロード中を示すアイコン。

これをブラウザ上でもチェックしてみます。Googleを開いて「ログイン」をクリック。

Googleフォトアプリを使用しているGoogleアカウントにログインするためにアカウント名を入力して「次へ」をクリック。

パスワードを入力して「ログイン」をクリック。

「もっと見る」から「フォト」をクリック。

初回利用時はチュートリアルがスタートするのでそれを飛ばすと……

先ほど撮影した写真がアップロードされていることが確認できます。

というわけでまずはAndroidスマートフォンからGoogleフォトのアプリを削除するため、赤枠アイコンをタップ。

「アンインストール」をタップ。

「フォト」をタップ。

「アンインストール」をタップ。

これでアプリの削除が完了。

アプリを削除したあとにAndroid端末で写真を撮影。

しばらくしてからブラウザ上で開いたGoogleフォトを更新すると、アプリを削除した後にAndroid端末で撮影した写真がGoogleフォトにアップロードされていました。

この自動アップロードを止める方法は以下の通り。

「設定」をタップ。

設定内のアカウントから「Google」をタップ。

そしてGoogleフォトを使用しているアカウントをタップ。

「Googleフォトのバックアップを同期」をタップ。

チェックボックスが空欄になればOKです。