木や軒下につるすと空中に心地よい眠り&リラックス空間が出現するテントとハンモックが融合した「Cacoon」
メキシコのジャングルで出会ったハタオリドリの巣からデザイナーがインスピレーションを受けたという、天井・木・軒下などからつるせばゆらゆら心地よく眠ったりリラックス時間を過ごせるのが「Cacoon(カクーン)」です。ヨットのマストに使用する頑丈かつ伸張製のある素材を使用し、どこでも簡単にくつろげる空間を作れるとのことなので、実際に使ってみました。
Cacoon Japan カクーン テントハンモック 正規販売店 "Cacoon Japan (カクーン ジャパン)"
http://cacoon.shop-pro.jp/
編集部に届いたCacoonは1人用の「Single Sky Blue」と2人用の「Double Hot Pink」の2種類。
パカリと箱を開封。
中に入っていたのはCacoon本体と収納用の袋、カラビナ付の4mのロープ、組み立て式のアルミニウムリング、取扱説明書。
背負ってみるとこんな感じ。左が1人用、右が2人用のCacoonで、いずれも女性でも運べるくらいの大きさと重さです。
ということで、実際にCacoonを使ってみます。
まずは8本のアルミニウム製パイプをつなぎ合わせて……
リング状にします。
Cacoon本体をリングにかぶせていきます。
本体にはヒモがついているので、リングにヒモをくくりつけます。
以下のような感じで、リングをCacoonですっぽり包めばOK。
Cacoonは三角すいのような形になっているので、てっぺんにある穴にロープのカラビナを引っかけます。
固定の仕方は後はロープを太い木など、しっかりした場所にひっかけて……
Cacoonを浮かび上がらせてロープを木にくくりつけるだけで大丈夫。
人がCacoonに入った時にドスンと落ちてしまわないように、しっかりくくりましょう。
これで完成。リングを組み立てだしてからCacoonをつり下げるまでの時間は初めてでも5分程度で、慣れればもっと短時間で行えるほどの簡単さです。
中はこんな感じ。
実際に入ってみると、スイングしたりトランポリンのようにしたりはできませんが、ふわふわユラユラしたCacoonは居心地よく、休憩やお昼寝に最適です。耐荷重は200kg、シングルサイズは高さ1.5m×直径1.5mなので小柄な人なら脚を伸ばせますが、男性は脚を曲げないと入れないサイズでした。
天井にはつり輪のようなものがあります。
フワフワした乗り心地ですが、つり輪を使えば体勢を変えるのも簡単です。
この他、Cacoonの内側にはノートや本が入りそうなポケットや……
ドリンクホルダーがついていました。
また、2人用のDouble Hot Pinkも同様の方法で組み立てます。Double Hot Pinkは直径が1.8mと大きめサイズ。
本体をリングにかぶせて、内側のヒモをくくりつけます。
Cacoonの先にカラビナをつけて……
木の太い部分にくくりつけます。
シングルとダブルと隣合わせに並べるとこんな感じです。
2人用のCacoonは耐荷重200kg、高さ1.5m×直径1.8mとなっており成人男性2人が並べるくらいの大きさで、脚も伸ばせていました。
一人だとかなりゆったりできます。
横から見るとよく分かるのですが、Cacoonは前方が少しだけ下がっているので、寝転んでもほどよく頭が上にあがり、ちょうどよい姿勢が保てるわけです。
離れた場所から見るとかなりユニーク。木に巨大なまゆがぶら下がっているように見えます。
Cacoonはキャンプの時などに木からぶら下げるハンモックとしてだけでなく、建物の軒先につるす休憩スペースとしての使い方も可能。また室内でも使えるので、ホテルやスパでも利用されているとのこと。単体だと入り口の扉がないので蚊の多いところ向きではないですが、すぐに眠りに落ちてしまいそうなほど心地よいので、家庭やオフィスの仮眠スペースとしても活躍しそうです。
なお、Single Cacoonは税込4万2800円。
Single Cacoon カクーン テントハンモック 大人1人用 - cacoon
http://cacoon.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1779624&csid=0
Double Cacoonは税込5万2800円で購入できます。このほか、子ども向けサイズのCacoonや専用の蚊帳なども販売中です。
Double Cacoon カクーンテントハンモック 大人2人用 - cacoon
http://cacoon.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1779625&csid=0
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