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登録不要で世界中のWi-Fiスポットに料金時間制で接続できる「Microsoft Wi-Fi」がWindows 10にプリインストールされていることが判明


Windows 10の最後のテクニカルプレビューとなるのではないかとみられている最新版ビルド10158がリリースされましたが、その中には世界中のWi-Fiスポットに面倒な手続き不要で接続でき、すべての支払いをWindows Storeで一括管理できるアプリ「Microsoft Wi-Fi」が含まれていることが明らかになりました。

Microsoft Wi-Fi now included with Windows 10
http://www.neowin.net/news/microsoft-wi-fi-now-included-with-windows-10

Microsoftが始めるWi-Fiスポットサービス「Microsoft Wi-Fi」は、サービスサイトが一時的に誤ってフライング表示されていたことがありましたが、詳細な内容は明らかにはされていませんでした。

全世界1000万か所、MicrosoftのWi-Fiホットスポット「Microsoft Wi-Fi」が近日中にスタート予定であるという情報が流出 - GIGAZINE


Windows 10テクニカルプレビュー・ビルド10158では、「Microsoft Wi-Fi」はプリインストールアプリとして正式に登場しています。なお、このアプリはこれまでのバージョンでは「Network beta」という名前で登録されていたアプリです。

Microsoft Wi-Fiアプリは、世界中に1000万以上あると伝えられるMicrosoftの提携するWi-Fiスポットが付近にあるかどうかを調べて通知してくれるアプリで、利用可能なWi-Fiスポットがある場合は、クリックして利用することが可能。Wi-Fiスポットの利用料についてはWindows Storeのアカウントで支払いを一元管理できます。つまり、初めて利用するWi-Fiスポットサービスでも面倒な登録・申し込み作業は不要で、世界中にあるWi-Fiスポットを即利用できるというわけです。

By Sascha Kohlmann

さらにMicrosoft Wi-FiでのWi-Fiスポット料金は、月額制ではなく時間制になるとのこと。利用時間に応じた料金を支払えばよいため、海外旅行で世界中のさまざまなWi-Fiスポットに次々と接続するような場面でも、費用を最小限に抑えることが可能です。このため、海外旅行や出張でもWindows 10 Mobile搭載のスマートフォンやMicrosoftのタブレットPC「Surface Pro 3」や「Surface 3」のLTE版を持って行きさえすれば、現地で利用可能なモバイルルーターやテザリング用のスマートフォンを用意することなくネットサーフィンが可能で、まさに「これさえあれば、何もいらない」状態になる、というわけです。


・おまけ
なお、ビルド10158でブラウザ「Spartan」あらため「Microsoft Edge」を正式に搭載。2015年7月29日の発売日に向けて、Windows 10は最終開発段階に入っています。

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in ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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