試食

まさかのコラボ商品「噛むブレスケア パインアメ味」と本家「パインアメ」を食べ比べてみた


小林製薬のロングセラー商品「噛むブレスケア」のラインナップに、60年以上にわたって広く親しまれてきた「パインアメ」とコラボした商品「噛むブレスケア パインアメ味」が期間限定商品として登場しました。おそらくほとんどの人が1度は口にしたであろう「パインアメ」とのコラボは非常にハードルが高いとも思えるわけですが、一体どのような仕上がりになっているのか食べてみることにしました。

期間限定品:噛むブレスケア パインアメ味│2015年│ニュースリリース│小林製薬株式会社
http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2015/150527_01/index.html

「噛むブレスケア パインアメ味」のパッケージはこんな感じ。見慣れた「パインアメ」のロゴが描かれています。


一袋にはブレスケアの粒が25個入っており、全部あわせたエネルギーは66kcalとなっています。「\あったらいいな/ をカタチにする」というおなじみ小林製薬のキャッチフレーズですが、このコラボも果たして「あったらいいな」のひとつだったのか、気になるところ。


品名は「清涼食品(グミ)」で、特徴は「噛んだ瞬間、グミの中の清涼成分(メントール・パセリオイル)とパインアメのフレーバーがお口に広がります」とのこと。


袋から出してみると透明の容器にブレスケアの粒が収められています。とくにパインアメを感じさせるデザインは施されておらず、粒の色がパイン色になっているぐらい。


それではパカリと開けて味わってみます。


3粒ほど手に載せてみましたが、パインアメを感じさせるような香りなどは全くなし。むしろ、まわりを覆っている糖衣とおぼしき素材のにおいを感じます。


しかし、一粒パクリと口に入れ、ガリッとかんでみるとその印象は一変。口の中がほのかに「キュッ」となる、あの酸味のある独特のフレーバーが「これは確かにあのパインアメ」と思わず感じさせられる味となっていました。が、その印象も長くは続かず。清涼成分にメントールとパセリオイルを使ったという、ブレスケア独特の風味がぶわっと襲いかかってくるので、パインアメ成分は早々に撃沈されることになります。


中のグミは、まさにパインアメらしい鮮やかな黄色。何粒か食べるうちに気づいたのですが、先ほど「早々に撃沈」と書いたパインアメの風味も、実は押し寄せる清涼成分の中でほのかに存在感を主張し続けていることが見えてきました。必ずしも、ひと口めのインパクトだけというわけではなさそうです。


「『パインアメ』の甘酸っぱくてジューシーな味を再現した」というからには、本家「パインアメ」とも食べ比べてみねばなりません。ということでパインアメも買ってきました。


パインアメを食べると、当たり前ですがあの食べ慣れた甘酸っぱい風味が口の中に広がります。まだ缶詰のパイナップルが高級品だった時代に、手軽にその風味を味わってもらうために開発されたというパインアメの味はさすがの安定感で、発売以来60年がたつというベストセラーであることが納得できる伝統の味でした。


不動の王者「パインアメ」と比較してしまうと、「噛むブレスケア パインアメ味」は清涼成分が入っていることもあって本家には及ばないのは仕方のないところ。それよりも、あのブレスケアにパインアメの風味がプラスされ、また違った味わいで楽しめるという目線で味わうというのが正しい食べ方といえそうです。


「噛むブレスケア パインアメ味」は希望小売価格388円(税込)で期間限定販売中です。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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