iPhoneケースにスタンガンを付けていざという時に攻撃者をすぐ撃退可能な「Yellow Jacket iPhone 5/5S case」でバチバチ電流を流してみた


護身用のスタンガンをカバンに入れていても、身に危険が迫っている時にすぐ取り出せず、役に立たない場合がありました。そこで、手に持っていることが多いiPhoneのケースにスタンガンの機能をつけ、95万ボルトの電圧で攻撃者を撃退できるのが「Yellow Jacket iPhone 5/5S case」。緊急時の明暗を分けるかもしれないスタンガン付きiPhoneケースはどれくらい威力があるものなのか、実際にいろいろ実験してみました。

iPhone Cases with Concealed Stun Gun for Personal Protection & Battery Charger - Yellow Jacket
http://www.yellowjacketcase.com/

株式会社POD | iPhone Cases with Concealed Stun Gun for Personal Protection
http://pod-e.com/Yellow%20Jacket.html

実際にバチバチ電流を流している様子は以下のムービーから確認できます。

スタンガン付きiPhoneケースを使ってみました - YouTube


Yellow Jacketのスタンガン付きiPhoneケースのパッケージはこんな感じ。


箱を開けると、中から本体・取扱説明書・手首ストラップ2つ・Micro-USBケーブル・延長ジャックコードが出てきました。


取扱説明書は日本語で「警告!!」という大きな文字があり、その下に「決して18歳未満の人の手に届くところに放置しないでください。18歳未満販売、使用禁止!!!」と書かれていました。


本体正面はこんな感じ。高さ14.2cm×幅6.6cm×奥行き2.5cmで、スタンガンの放電電圧は95万ボルト、放電電流は1.3mAhとなっています。


カバーの内側にはLightning端子がついており、スタンガンとして使えるだけではなく、1800mAhの内蔵バッテリーでiPhoneの充電もできるようになっています。


背面には蜂のマークが入っており、下部にはスタンガンのバッテリー残量や充電状態を示すLEDインジケーターがあります。


左側面にはiPhoneの音量ボタンを露出させるための穴、その下にスタンガンのスイッチが付いています。


右側面にもスタンガンのスイッチがついており、左右のスイッチを同時にぎゅっと押し込むことでバチバチッと放電が行われる仕組みになっています。


底面にはイヤホンジャックの差し込み穴があり、その下に左からバッテリースイッチ、Micro-USBポート、スタンガン安全装置スイッチが並んでいます。


天面には電源ボタン露出穴と、電極カバー。


この電極カバーを外すと、2本の電極が出てくるわけです。


カバーはスタンガンパックと保護ケースの2つのパーツからできているので、まずは保護ケースをスライドさせて外します。


こんな感じです。


iPhone 5sを保護ケースにはめてみました。


裏面。保護ケースはラバー製で衝撃を吸収するので、スタンガンとして使わない時はスタンガンパックを外した状態でも通常のiPhoneカバーとして使えます。


保護ケースをくるりと裏返すと両端に突起がありました。一方でスタンガンパックには溝があり、凹凸を合わせてスライドさせることで着脱が行えるようになっています。


保護ケースは再びスタンガンパックと合体させればいつでもスタンガンが使える状態のiPhoneが完成するわけです。


カメラ・音量ボタン・電源ボタンなど、iPhoneを操作する上で必要なパーツは全てちゃんと露出していました。


なお、ケースをつけている間はイヤホンジャックがかなり奥の方にいってしまうので……


そんな時は付属の延長ジャックコードを使えばいいわけです。


裏面には5つのLEDライトがあり、左4つはバッテリー残量、右の1つは充電状態を示します。バッテリー残量が半分になっていたので……


まずは充電を行います。充電中は右端のLEDライトが赤く点灯するので、これが緑色になれば充電完了を示すわけです。


LEDライトが緑色になったら準備は完了。


なお、バッテリースイッチを右にスライドさせると……


iPhoneの充電が始まりました。


あとは付属のストラップをつけて、手首に通せばいつでもスタンガンとして使える状態になります。この状態での重さは実測で236gでした。


ストラップをつけることで襲われた際にびっくりしてiPhoneを手から離してしまっても地面に落ちてしまわないので、緊急時にちゃんと機能するわけです。


ということで、実際にスタンガンを使っている様子は以下のムービーから。

スタンガン付きiPhoneケースを使ってみました - YouTube


まずは電極カバーを外します。


スタンガン安全装置スイッチを反対側にスライドさせて……


カバーの両側のボタンを同時にぎゅっと押せばバチバチと電気が走るわけです。


アップで見ると以下のような感じ。電極から電極へ、青い稲妻がバチバチと走っています。この時、「バチバチバチ」という音はかなりすさまじく、攻撃者に対してスタンガンを向けるだけで、実際に当てなくても逃げていきそうではあります。


95万ボルト/1.3mAhとはどれくらいの強力さなのか?ということで、鶏の胸肉を使って実験してみました。


95万ボルトのスタンガンはどのくらい強力なのか? - YouTube


派手にバチバチするのかと思いきや、肉に当てた時は「ヂーッ」という音が響き、あまり攻撃性は感じられなかったのですが、よく見てみると電極が当たっていた2箇所は白く変色していました。


さらによく見てみると、白くなっている部分には茶色い焦げもあり、数秒当てるだけで肉を焦がすほどの電流が流れていることが分かります。


見た目はバチバチと電流が走っていますが、本当に見た目倒しではないのか?いざという時の護身用として使えるのか?ということで、どのくらいの威力なのか、実際に編集部員に試してもらいました。

スタンガン付iPhoneケースで本当に護身できるのか? - YouTube


2人の編集部員に試してもらったところ、「刺すような痛み」「電極が当たっている箇所から持っていかれそうになる」とのこと。両者、一瞬電流が当たっただけでもかなりの反応で、再起不能とまではいきませんが、「もし誰かを襲っている最中だったら意欲が減退するはず」「むしろ自分が『逃げないと!』と思う」と語っていました。ウェブサイトによると1~2秒電流を食らうと「蜂に刺されたような痛み」で、3~4秒で「深刻な痛みと筋肉のけいれん」、5秒以上で「床に倒れ、少しの間意識が飛ぶ」そうです。

ということで、今までは身の危険を感じている状況で護身用のスタンガンを持っていても……


カバンの中に入れてしまっていてはサッと取り出せず、用をなさない場合がありました。


しかし、スマートフォンは手で持って移動している時も多いため、いざという時にさっと取り出して攻撃者を撃退可能。


ムービーからも分かるように、一瞬電流に触れただけでのけぞり、声を上げてしまうほどの痛みなので、相手に2~3秒ぐっと押しつければ十分逃げる隙は作れそうです。


なお、現在日本ではスタンガンなど護身グッズの販売・所持等は合法なのですが、正当な理由なく持ち歩くことは軽犯罪法1条2号にふれます。 この「正当な理由」とは、刃物でいえば「ホームセンターで包丁を購入して家に帰る途中だった」というような場合であり、「繁華街等で『からまれると困るから……』などの理由で護身用に持ち歩く」ことなどは正当な理由にあたらないので注意。「正当な理由」の例としては、平成21年3月26日には会社の経理担当者が夜のランニング中に催涙スプレーを持っていたとして争われた裁判(PDFファイル)で、最高裁判所が「正当な理由があった」と認めたものがあります。

Yellow Jacket iPhoneケースは取り扱いに十分注意が必要であるアイテムのため、取扱説明書にあったように18歳未満は購入禁止。また、日本では大丈夫ですが外国では所有自体が禁止されているところもあるので、海外に持ち出す際も注意が必要です。

Yellow Jacket iPhoneケースは税込1万9800円で、カラーは白と黒の2色展開となっています。

株式会社POD | iPhone Cases with Concealed Stun Gun for Personal Protection
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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by logq_fa