ソフトウェア

月額1200円で音楽聴き放題&インターネットラジオも聴ける「Apple Music」


日本時間2015年6月9日の午前2時から行われたAppleのイベント「WWDC 2015」のプレゼンテーションの最後に、新たな音楽サービス「Apple Music」が公開されました。

Apple - Live - June 2015 Special Event
http://www.apple.com/live/2015-june-event/

Apple - Press Info - Introducing Apple Music — All The Ways You Love Music. All in One Place.
http://www.apple.com/pr/library/2015/06/08Introducing-Apple-Music-All-The-Ways-You-Love-Music-All-in-One-Place-.html

WWDC 2015では「OS X」「iOS」「watchOS」という3種類のOSの新機能が発表されました。


そして、ティム・クック氏が「One more thing...」とつぶやくと、会場は大盛り上がり。


音楽の歴史を1888年から2015年までたどったビデオを上映


そして2015年


「Apple Music」の登場です。


Beatsのジミー・イオバイン氏が登壇。


iPodや過去のApple製品に搭載されているミュージック機能を振り返ります。


2本目のビデオ上映


ビデオ内でNine Inch Nailsのトレント・レズナー氏が登場し、「Apple Musicにはアーティストに優しい環境が整っていて、歌手・ミュージシャン・音楽家としてのキャリアを育てて築き上げることが可能な場所だ」とコメント。


Apple Musicは、既存のミュージックアプリからアイコンのデザインも一新。


白地にカラフルな音符が描かれたアイコンに変更されます。


「革新的な音楽サービス」


さらに「24時間聴くことができるグローバルラジオ」「アーティストとファンをつなぐサービス」という3本の柱でApple Musicは成り立っています


ここでプレゼンターがエディー・キュー氏に交代


「革新的な音楽サービス」について


My Music


検索ボタンからは、端末内の音楽だけでなく、過去に購入した音楽やストリーミングライブラリ上の音楽もクラウドを通じて利用可能。


For You機能


ひとりひとりにピッタリの曲を厳選して表示


New機能


Apple Music全体から検索して人気の楽曲を探したり、My Music内の曲だけを検索したりできます。


「24時間聴くことができるグローバルラジオ」について


サービス名は「Beats 1」


「アーティストとファンをつなぐサービス」について


サービス名は「Connect」


好きなアーティストとあなたをつなぐ、たった1つの場所


Connectにはアーティストひとりひとりのページが用意されていて……


「いいね」「コメント」「シェア」が可能


ここでドレイクが登壇、「観客との距離がこれほどまでに近くなったサービスはApple Musicが初めて」と興奮気味。


Apple Musicのデモ


曲再生画面は、iOS 8のコントロールセンターのような半透明のデザイン


インターフェースは以下のような感じ


For You機能のデモ。まず初期設定画面で好きな音楽ジャンルを選択。


そして好きなアーティストを選択。


するとFor Youが生成されます。


好みの音楽が再生されてノリノリのエディー・キュー氏


New機能のデモ


Apple Musicライブラリにある曲のトップチャートを見ることが可能


ビデオクリップもApple Musicアプリ内で再生できるようです


ラジオ「Beats 1」のデモ。ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドンのスタジオから毎日24時間ラジオを配信。さらに、自分専用のラジオステーションも簡単に作成可能。


Connect機能のデモ


アーティストによる作曲風景のビデオを鑑賞


Siriを使えばApple Musicのほとんどの操作が可能。


「born to runを再生」


「オルタナティブカテゴリのトップ10を再生」


年月を指定してヒットソングを再生


Apple Musicは世界100カ国以上で提供。Appleの日本語版サイトにも「Apple Music まもなく登場」と表示されており、日本でも提供される見込みです。


提供開始日は6月30日、Mac、iPad、iPhone、Apple Watch向けに配信。さらに、WindowsとAndroid向けにもアプリを提供する予定とのこと。


利用料金は月額9.99ドル(約1200円)


ただし、最初の3カ月は無料で利用可能


さらに、ファミリー向けに月額14.99ドル(約1900円)で6人まで利用可能なプランもあり


再びティム・クック氏が登壇、音楽鑑賞についてのビデオを再生


プレゼンテーションの最後にはThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)のライブが行われました。


これにて、発表会は終了。


なお、「Apple Music」の画面の高解像度画像が公開されており、は以下のような感じになるようです。


ユーザーにピッタリの曲を選んでくれる「For You機能」画面。


ラジオ画面。毎日24時間、配信されます。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Appleが「iOS 9」「OS X El Capitan」など新OS&サービスを発表しまくった「WWDC 2015」 - GIGAZINE

Appleが月額1200円の新しい音楽聴き放題サービスをWWDCで発表する見込み - GIGAZINE

AppleがBeatsベースの音楽ストリーミングサービスを準備中、Android向けにもアプリを提供予定? - GIGAZINE

Appleがヘッドホンメーカー「Beats」を約3000億円で正式に買収 - GIGAZINE

in モバイル,   ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.