世界最小USB3.0メモリーと世界最速USB3.1Type-C対応SSDをサンディスクが発表

SDカードやフラッシュメモリーの大手メーカーであるサンディスクが、台北市で開催されるコンピュータ総合見本市「COMPUTEX TAIPEI 2015」に合わせて、世界最小のUSB3.0対応フラッシュメモリーや、世界最高速で通信可能なUSB3.1 Type-C対応のSSDを発表しました。

SanDisk Introduces Breakthrough USB 3.0 Flash Drives
http://www.sandisk.com/about-sandisk/press-room/press-releases/2015/sandisk-introduces-breakthrough-usb-30-flash-drives/

世界最小のUSB3.0対応フラッシュメモリーは容量が128GB。現在、16GB・32GB・64GBの3種類があるSanDisk Ultra Fit USB 3.0 Flash Driveに、新ラインナップとして加わるものです。形状はこんな感じ。

サイズは19.1mm×15.9mm×8.8mm。Geek.comには、USBポートにこのフラッシュメモリーを挿したイメージ図が掲載されていて、その小ささがよくわかります。希望小売価格は119.99ドル(約1万5000円)。

SanDisk unveils the world’s smallest 128GB USB 3.0 flash drive | Chips | Geek.com
http://www.geek.com/chips/sandisk-unveils-the-worlds-smallest-128gb-usb-3-0-flash-drive-1623985/

また同時に、サンディスクのUSBフラッシュメモリーとしては最大容量となる256GBモデルのものも発表されました。日本では販売されていない「SanDisk Ultra USB 3.0 Flash Drive」シリーズです。大きさは56.8mm×21.3mm×10.8mmで、長さはそれほどでもありませんが太くてごつい印象です。希望小売価格は199.99ドル(約2万5000円)。

SanDisk Expands Into the External Storage Market with World’s Highest- Performing Portable SSD
http://www.sandisk.com/about-sandisk/press-room/press-releases/2015/sandisk-expands-into-the-external-storage-market-with-world%E2%80%99s-highest-performing-portable-ssd/

さらに、USB3.1 Type-C対応の世界最速SSD「SanDisk Extreme 900 Portable SSD」と「SanDisk Extreme 500 Portable SSD」も発表されています。

従来のポータブルHDD(500GBモデル)に比べて、Extreme 900はファイル転送速度が9倍も高速になっており、最高で毎秒850MBの転送が可能。また、容量も1.92TB・960GB・480GBと大幅に増加しています。また、Extreme 900よりも携帯性を重視したExtreme 500でも、ファイル転送速度は従来モデルの4倍、最大で毎秒415MBの転送が可能です。

手前がExtreme 500、奥がExtreme 900。希望小売価格はExtreme 500の120GBモデルが99.99ドル(約1万2500円)、240GBモデルが149.99ドル(約1万8700円)、480GBモデルが239.99ドル(約3万円)。Exreme 900の480GBモデルが399.99ドル(約5万円)、960GBモデルが599.99ドル(約7万4900円)、1.92TBモデルが999.99ドル(約12万4800円)です。