2015年05月25日 22時00分試食

シャキシャキの野菜がたっぷり入った「カップヌードルベジータ」がどんな味に仕上がっているのか食べてみました

日清から野菜をふんだんに盛り込んだというカップヌードルの新商品「カップヌードルベジータキャベツ&ベーコン」が2015年5月25日(月)に発売されました。ドラゴンボールZのキャラクター「ベジータ」も登場し、「スーパーヤサイ人になろう」とツカミも十分なカップヌードルがどんな仕上がりになっているのか、実際に買って食べてみました。

「カップヌードルベジータキャベツ&ベーコン」(5月25日発売) | 日清食品グループ
https://www.nissin.com/jp/news/4285

カップヌードルベジータ - 日清カップヌードル｜CUPNOODLE
http://www.cupnoodle.jp/vegeta/

というわけで、さっそく「カップヌードルベジータ」を買ってきました。パッケージには「ベジータ」という文字が大きく書かれています。

さらに、キャベツや玉ネギ、パプリカなどのイラストも描かれています。また、味の正式名称が「ソテー風キャベツ＆ベーコン味」であることがパッケージから判明。

背面を見ると「シャキシャキ野菜が美味しい！」と書かれているように、この商品には新製法を取り入れたキャベツを含め、生野菜に換算して120gのさまざまな野菜が入っているとのこと。これは、成人の1日の野菜目標摂取量350グラムの3分の1に相当する量だそうです。

原材料を見ると、キャベツ・玉ねぎ・チンゲン菜・フライドポテト・赤パプリカ・黄パプリカといった野菜が入っていることがわかります。特にチンゲン菜やパプリカはインスタントラーメンで目にすることが少ない具材なので、どんな風に仕上がっているのか気になるところ。

一食あたりのエネルギーは305kcal、塩分相当量は3.6グラムとなっており、同社のカップヌードルシリーズの中ではカロリー・塩分ともに最も控えめとなっている模様です。

ベジータについて詳しくなったところで実際に食べてみます。ペリッとフタを剥がすと、他のカップヌードルではあまり見慣れない様子の具材が目に入ってきます。

サイコロ状のフライドポテトや濃い緑色のキャベツ、赤と黄色のパプリカなどが確認できます。白く細長いものは、玉ねぎのようです。

お湯を入れて3分待つとベジータのできあがり。

フタを開けると、ふっくらと膨らんだ野菜が色鮮やかに目に飛び込んできました。鮮やかすぎて、つい3分前までカラカラのフリーズドライ状態だったとは思えないほど。

ベーコンはしっかりとかみ応えがあり、肉のうまみも感じることができます。キャベツは「シャキシャキ」と銘打つだけあって、本当に歯ごたえがシャキシャキとしており、みずみずしさすら感じるレベル。

パプリカは小さくカットされていますが、特有のシャクッとした歯ごたえや風味を十分に感じることができました。

ポテトもホクホクの状態が再現されており、このあたりは安定の仕上がりといったところ。フリーズドライ技術恐るべし。

麺と一緒に一気にズズッとすすって食べてみると、ひと噛みするごとにキャベツが「シャキッ、シャキッ」と存在をアピール。つるつるで舌触りのいい麺も印象的で、スープとの相性もグッドです。

よく見ると、スープには意外なほどの透明感があり、味そのものも優しい甘みが感じられるマイルドなものに仕上がっています。野菜との相性を重視し、インスタントラーメンらしからぬ「ポトフ風」に仕立てられているとのことですが、ラーメンとしてうまく仕上がっており、他の商品とは少し違う味の雰囲気を楽しめる一品といえそうです。そういえば気のせいか、塩の味も控えめに感じられます。