ハードウェア

残り少ないポンプ式ボトルの中身を簡単に最後まで使える「Zero Waste Cap」


ポンプ式のボトル製品を使っていると、最後の方になると何度ヘッドを押しても「プスップスッ」と空気しか出てこない経験は誰にでもあるはず。猛烈にヘッドを押しまくったり、ボトルをトントンたたいたり、逆さまにしてふったりすると中身が出てくることがありますが、そんな面倒なことをしなくても、ヘッドを取り替えるだけで粘度の高いローション系のボトルの中身を最後まで使えるのが「Zero Waste Cap」です。

Zero Waste Cap
http://www.zerowastecap.com/

「Zero Waste Cap」がどのような仕組みなのかは、以下のムービーを見ると分かります。


ポンプ式のボトルを使っていると、まだ中身が入っているのに何度ヘッドを押してもうまく中身が出てこない、ということがあります。


ポンプを外して、ボトルを逆さまにしてたたくと中身が出てくることがありますが、毎回こんな作業を行うのは手間がかかりすぎ。


そんなボトルを切り開いてみると、十分に使えそうな分量が残っているのが分かります。市場製品の消費者レビューを集めて公平で安全な買い物情報を公開している非営利団体Consumer Reportsの調べによると、市販のポンプ式ボトルの中身は17%~25%も残ってしまうとのこと。


そんなポンプ式ボトルの問題をシンプルに解決してくれるのが「Zero Waste Cap」。


取り付けるだけでありとあらゆるポンプ式ボトルのボディクリームなどを簡単に使い切ることができます。


使い方はボトルからポンプを取り外して……


Zero Waste Capに付け替えるだけ。


後は逆さにすれば重力によって中身が吹き出し口に集まるという非常にシンプルな製品。


ヘッドは平らになっているので、ボトルを逆さまにして置いておくことができます。


ぎゅっと押せばこの通り、にゅるにゅると中身が出てきました。


Zero Waste Capは一般的な市販のボトルなら何でも取り付け可能。


2種類のアダプターが付属しており、ボトルの取り付け口に合った方を付ければOK。交換方法はもともと付いているアダプターを絞り出すように取り外し、もう一方のアダプターを「パチッ」と音が鳴るまで押し込むだけ。


食器洗い機に対応しており、洗えば別のボトルにも使用可能。


手軽に毎日使うローションを使い切ることができるため、お金の節約になるわけです。


なお、Zero Waste CapはKickstarterで出資を募っており、記事執筆時点ですでに目標額をはるかに上回る出資を集めています。出資額によって手に入る製品は以下のようになっています。
・9ドル(約1000円):Zero Waste Cap×1、大・小アダプター1つずつ
・17ドル(約2000円):Zero Waste Cap×2、大・小アダプター2つずつ
・33ドル(約4000円):Zero Waste Cap×4、大・小アダプター4つずつ
・64ドル(約7700円):Zero Waste Cap×8、大・小アダプター8つずつ

製品は2015年7月に発送される予定で、日本への発送は別途10ドル(約1200円)~15ドル(約1800円)が必要です。出資の締め切りは2015年5月24日(日)の午前4時53分です。

Zero Waste Cap: Easy to get last bit of lotion from bottles by Chad and Amy — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/943577659/zero-waste-cap-easy-to-get-last-bit-of-lotion-from

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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