ドミノとコマ撮り技術が融合した、ドミノによる不思議なお絵かきムービー

小さなコマをひたすら並べて大きな形にする「ドミノ」は根気が求められる作業の代表格と呼べるものですが、そんなドミノとカメラ撮影技術を組み合わせて面白い動きを表現したムービーがFlippyCatさんによる「The Amazing Domino Etch A Sketch」です。

The Amazing Domino Etch A Sketch - YouTube


スタジオのような広い場所にグレーのボードと、洗面器のような器を2つ用意。

ボードの周囲に赤いドミノを並べはじめました。

周囲をぐるっと囲み……

洗面器の周囲にも細かくドミノを配置。「ちょん」と指が触れたら全てが台無しになってしまいそうな緊張の瞬間。

ほどなくして、テレビのような、ゲーム機のようなものが完成。これはいったい……？

男性が両手を洗面器の上に置いた次の瞬間……

グレーの「画面」の部分に黒いドミノが表示されました。しかも、その動きは洗面器を回す男性の手の動きに同期している模様。

よく見ると、左の洗面器を回すとドミノが左右に、右を回すと上下方向に動く模様。どうやらこれはドミノを使って絵を描くためのハンドルでした。

ハンドルをぐりぐり回してお絵かき。曲線を描くのもお手のもの。

次々に線が引かれていきます。アニメのように見える動きですが、実際にはハンドルを少し回してはドミノを1つ並べる動きをコマ撮りして、最後に1本のムービーにつなげたもの。気の遠くなるような作業が行われています。

上からのアングルに切り替わるとこんな感じ。お城のような建物が描かれています。

中央の塔のようなものが描かれて……

お城がほぼ完成。

ドミノが画面左下まで来たら……

さらに、白いドミノを画面の外側まで並べます。

全てのドミノを並び終えたら……

指でドミノを倒し、「ドミノ、Go!」

すごい勢いで走るドミノ。お城部分もパタパタと倒れていきます。

お城の黒いドミノが最後まで達すると……

今度は赤い枠の部分へ。

ざーっ。

本体をぐるりと回ったら今度は……

左に伸びる白いラインへ。

なんとその先には、色とりどりのドミノが並べられていたのでした。

ドミノが続く先にはリアルなお城。快感のエンディングはぜひムービーを再生して確認してください。

ムービーの最後には、お約束の「NG集」も収録。じつに根気の求められる作業の様子に、見てるこちらが思わず疲れてしまいそうな映像となっていました。

このムービーも収められているFlippyCatさんのYouTubeチャンネルでは、さらに多くのドミノ映像をラインナップ。どれも力作ぞろいで思わず見入ってしまいそうな内容となっています。

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