24時間で211万台のスマホを販売したXiaomiがギネスに登録される

中国発の電子機器製造スタートアップであるXiaomi(小米科技、シャオミ)は、4月に開催されたファン感謝イベントの中で、スマートフォンの爆速販売で新たにギネス記録を更新したことを明かしています。

Got it: Xiaomi entered Guinness Book of World Records - News - Xiaomi MIUI Official Forum
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Xiaomiは「中国のApple」と呼ばれるスタートアップで、ハードウェアとデザインの質を兼ね備えたスマートフォンを低価格で販売しています。主力商品はスマートフォンで、特に2014年7月に発表されたフラグシップモデルの「Mi4」はプロセッサにSnapdragno 801 MSM8974ACを搭載でメモリは3GB、ディスプレイ解像度はフルHD(1920×1080)、背面にはF値1.8の明るい13メガピクセルカメラも搭載と、他社製スマートフォンのハイエンドモデルと比較しても引けを取らないものになっています。

エッジ部分をカットしたデザインが特徴的なMi4。

ウォール・ストリート・ジャーナルとVentureSourceのダウ・ジョーンズ氏が調査した結果によれば、ベンチャー投資企業が「10億ドル(約1200億円)以上の価値がある」と見積もったスタートアップ82社の中にXiaomiは含まれており、EvernoteよりもDropboxよりもSpaceXよりもUberよりも高い460億ドル(約5兆5000万円)という評価額を下されています。

そんなXiaomiを率いるレイ・ジュンCEOは、2015年4月8日の24時間で自社のオンラインプラットフォーム上からスマートフォンが211万台も販売されたことを明らかにしています。さらに、8日のXiaomi全体の売り上げ総額は20億8000万元(約404億円)にまで上ったそうです。この211万台という数字が「単一のオンラインサイト上から24時間に販売されたスマートフォンの台数」としては過去最高の数となり、ギネス記録として認定されたというわけ。

ギネス記録を更新したということで、認定書を受け取るレイ・ジュンCEO(左)。

なお、IT専門調査企業のIDCが公開した2014年第4四半期のスマートフォン市場のシェア率に関するグラフが以下のもの。スマートフォン市場全体で見てもXiaomi(緑色)が着実にシェアを伸ばしてきていることが分かります。

過去にはAppleがiPhone 6/6 Plusを販売から3日間で1000万台販売しており、これもギネス記録として認定されています。