レビュー

1分間に700回の振動で汚れを落とす手のひらサイズの洗濯機「COTON」はどのくらい使えるのか?


スプーン1杯の水を使い汚れた部分に洗剤をつけるだけで、最短30秒で汚れを「押し出し洗い」できるというのが手の平サイズの洗濯機「COTON(コトン)」です。1分間に700回という、人間の手では不可能な振動でケチャップなどの食事汚れから血液・口紅まで取れるとのことなので、実際に使ってその実力を確かめてみました。

COTON(コトン)手のひらサイズのハンディ洗濯機|AQUA(アクア)
http://aqua-has.com/coton/

実際にCOTONを使ってシャツの襟についてミネストローネの汚れを落としている様子は以下のムービーから確認可能です。

手のひらサイズの洗濯機「COTON」を使ってみた


これがCOTONのパッケージ。


開封してみると、中には取扱説明書・マット・COTON本体が入っていました。


手に持ってみるとこんな感じ。電池を除いた重さは200gなので、片手で軽々と持てます。


電源ボタンは本体のお尻の方にありました。


電源ボタンの上には電池ケースがあるので、引き抜いて単4電池3本をセット。


再びケースを本体に入れます。


キャップの下にはこんな感じのヘッドがあります。この部分が振動すると共に水を出してくれることで、汚れを「押し出し洗い」できるというわけです。


ヘッドとその下のボトルを本体から引き抜きます。


水を入れて……


再びセット。これで準備は完了です。


続いて、ミシン目で折り返したキッチンペーパーをさらに四つ折りにしたものを、マットの上に置きます。


そしてミネストローネを食べている最中にうっかり汚してしまったシャツを用意。


綿棒に液体洗剤を染みこませ……


汚れた部分に洗剤をチョンチョンとつけていきます。


汚した面をキッチンペーパーに当たるようにセットし……


ヘッドを汚れの周囲にあてて電源ボタンを押します。


ダダダダダ……とヘッドが振動すると同時にボトルの水を少しずつ出してくれ、汚れをキッチンペーパーに押し出してくれるというわけです。最初は5~10秒を目安にキッチンペーパー上でたたく位置を移動し、汚れがキッチンペーパーに移らなくなってきたら30秒程度を目安にしながら、何度かたたく位置を変えていきます。


繰り返していると、油とトマトの汚れが完璧に取れました。30秒で真っ白な状態に戻すのは無理でしたが、力を入れずにヘッドを当てているだけで2~3分で汚れを押し出せるため、これまで必死になって汚れをたたき落としていたことを思うと、圧倒的に楽ちんです。


続いて、うっかり口紅をつけてしまったシャツで実験。


口紅や血がついてしまった場合は、ボトルの中に水を入れず、まずは液体洗剤の原液だけで汚れを押し出していきます。


先ほどと同じように、口紅がついてしまった部分に洗剤をつけて……


COTONでたたいていきます。


……が、今回はスープの時のようにスッと汚れが取れてくれません。


しばらくたたいていたのですが、生地が折り重なっている部分がうまく押し出せない様子。「これはまずい」と少しあせります。


しかし、ボトルに水を入れて……


すすぎ洗い的な要領で再びたたいていくと……


跡形もなく口紅が取れました。タオルなどを使い手でたたいた場合、汚れが広がってしまったり、うっすらと跡が残ってしまうことが多い口紅ですが、COTONの場合は目ではほとんど分からないぐらいに汚れがスッキリ取れ、しかも力が不要でボーッとしているだけで作業が終わるので、かなり便利。もちろん時間が経ってしまった汚れなどは比較的取りにくくなるのですが、携帯もできるサイズなので、少量の液体洗剤と一緒に持ち歩いていれば、もしもの時にも安心というわけです。


なお、COTONはAQUAストアにて税込1万800円で購入できます。

ハンディ洗濯機「COTON(コトン)」 | AQUAストア
http://www.store-aqua.com/shop/item_detail?category_id=0&item_id=1607914

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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