取材

台湾の夜市・士林市場で変わった形のお菓子「大雕焼」を買ってみました


台湾のグルメを味わいつくすためには各地で開催されている夜市は絶対に外せません。台北随一の規模と人気を誇る「士林夜市(士林市場)」はとくに有名で、活気あふれる場所だと聞いたので、台湾B級グルメを味わいに行ってみたところ、何とも変わった形のお菓子に出会いました。

臺北市集主題網 > 市集基本資料 > 傳統市(商)場 > 臺北市公有士林市場
http://www.market.taipei/cht/index.php?code=list&flag=detail&ids=91&article_id=624


士林市場は地下鉄(MRT)淡水線の劍潭駅から徒歩2分の場所にあります。


1番出口を降りて大きな横断歩道を渡れば士林夜市です。


士林夜市の入り口はこんな感じ。現地時間で夜9時ですが大勢の客でごった返していました。


入り口付近でイチゴあめを発見。


イチゴあめは50台湾ドル(以下、「NT」と表記)(約200円)。酸味のあるイチゴがほどよい甘さのあめと絶妙のマッチ具合でした。


人混みの流れにしたがって大通りを進んでいくと、長蛇の列の屋台を発見。「老士林(Carbon Barbecue)」という看板から分かるとおり、バーベキューを売っているようです。


どんな食べ物なのか訳も分からず並んでゲットしたのは1粒10NT(約40円)のネギを挟んだバーベキュー。香ばしさ抜群で、長蛇の列の意味がよく分かりました。


その老士林の屋台がある交差点を左折した先にあったのが「大雕焼」という看板のお店。


こんなモノが売っています。


「お土産にどう?」と言われましたが、一体これは何なのか……。


「普通の」食べ物も売っているようですが、先ほどのモノのインパクトが強すぎて、まったく頭に入ってきません。


というわけで、店の中で説明を聞くと、これは「大雕焼」という名前のケーキで、基本となるパイナップル味の他にもいくつか種類があるとのこと。黄色がパイナップル味で緑色がハニーメロン味。


紫色がブルーベリー味です。


オレンジ色が「黄金柚」というゆず味。


ピンク色がラズベリー味。


さすがに店内で一人で食べるわけにもいかないので、お土産として「黒金剛」味を買いました。大雕焼は基本となるパイナップル味ともう1種類の味の2本セットで280NT(約1100円)です。


パッケージは結構おしゃれ。


西門町にも支店がある模様。


箱を開けると2本登場。


手に取るとずっしりとした重みを感じます。


「全長18センチメートル!」との触れ込みでしたが、実測では約17センチメートルでした。


太さは最も太い部分で約5.5センチメートル。


裏返すとこんな感じでチョココーティングは半分だけのようです。


2本まとめてお皿に移しました。


個性的な形です。


黒光りする独特の色をみると、お菓子であることを忘れてしまいそうです。


裏か表かはよく分かりませんが、カリっとした反対側はこんな感じ。


個性的な形で食べ方にしばらく悩んだ結果、包丁で切ってみることにしました。


コーティングが割れないように慎重に、筋に従って包丁を入れていきます。


半分に割ってみるとこんな感じ。


パイナップルソースがぎっしり。


パイナップルの香りがかなり強めですが、味はごくごく普通のパイナップルケーキ。形はどうであれ、味はお土産にしてもまず、不満はでなさそうなレベルです。


続いて豪快にかぶりついてみました。


遠慮なくがぶり。


黒金剛味は、パイナップル味に比べるとパサパサしています。


ゴマの香りが漂っており、和菓子のようです。


ためしに輪切りに。


熱いお茶にとてもよく合う、上品なお菓子に仕上がりました。

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in 取材,   試食, Posted by darkhorse_log

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