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「Google Chrome 41 安定版」公開、51件のセキュリティ対策やAPIの強化

By mera

GoogleがWindows・Mac・Linux向けGoogle Chrome 41の安定版を公開しました。今回のアップデートでは危険度「高」の脆弱性を含む合計51件のセキュリティ問題の修正と、アプリや拡張機能向けのAPIの拡充、安定性とパフォーマンスを向上させる変更が加えられています。また、同時期にChromebook向けのOSである「Chrome OS」も同じバージョンにアップデートされています。

Chrome Releases: Stable Channel Update
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2015/03/stable-channel-update.html


Chrome Releases: Stable Channel Update for Chrome OS
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2015/03/stable-channel-update-for-chrome-os.html


◆Chrome 41
今回のChromeのアップデートとなるバージョン「41.0.2272.76」ではユーザーの目に見える大きな変化はほとんどなく、主にセキュリティの強化および「安定性とパフォーマンス向上のための多くの目には見えない変更(Lots of under the hood changes for stability and performance)」が加えられています。また、セキュリティ関連以外ではデベロッパーツールの強化やAPIの追加など、主に開発者向けの改良が加えられおり、一般ユーザーが特別に体感できる変更はほとんどない模様です。

とはいえセキュリティ性の向上のためには欠かせないので、アップデートの通知が来た際には忘れずに対応しておきましょう。

◆Chrome OS 41
最新版のChrome OSとなるバージョン「41.0.2272.76」では、いくつかのバグ修正および、いくつかのChromebookモデルでのWi-Fi接続の安定性向上や、Chrome Remote DesktopでChrome OS端末のリモート操作機能が追加されているほか、ゲストモード動作中の壁紙がマテリアルデザインにアップデートされるなどの変更が加えられています。

なお、Android版Chromeは記事作成時点ではアップデートされていません。


最新版のGoogle Chromeは以下のページからダウンロードすることも可能です。

Chrome ブラウザ
https://www.google.com/chrome/browser/desktop/index.html

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in ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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