アニメ

世界初のOculus Rift向け長編3D音楽バーチャルリアリティアニメーション「NUREN」


没入型VRヘッドセットの「Oculus Rift」はゲームや映像体験を別次元のレベルへと引き上げることが期待されているデバイスで、一般市販向けバージョンが2015年にも登場するとみられています。そのOculus Rift向けに世界初となる長編3D音楽バーチャルリアリティアニメーション「NUREN」がクラウドファンディングのKickstarterで出資を募集中で、目標出資額を達成できればOculus Riftのコンテンツに大きな影響を与えそうです。

[NUREN] The New Renaissance by CSP Industries — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/916717037/nuren-the-new-renaissance

[NUREN] The New Renaissance | A Full-Length Virtual Reality Album
http://csp.industries/

NURENがどのような作品なのかは下記のムービーから確認可能です。

[ NUREN ] The New Renaissance - Trailer - YouTube


映し出される大都会。


一斉に電気が付いて町が生き返ったかのようです。


女性と男性キャラクターの3Dモデル。


3Dモデルの正体はロボットでした。画面の右側にカタカナで「キュジケイ」「リックス」と表示されていることから、ロボットの名前であるかもしれません。


真っ暗闇に青く光る目が浮かび上がり……


クラブの様な場所へ移動。音楽に合わせてロボットがノリノリで踊ります。


背景が音楽に合わせて前に飛び出したり……


突然光りだしたりして雰囲気は未来のクラブ。


光に包まれる2体のロボット。


こんなきらびやかな世界をOculus Riftで体験するとどうなるのか、考えただけでもワクワクします。


Oculus RiftでNURENを見るとこんな感じ。右側の男性の顔の動きに合わせて視点が移動します。


下記画像のような何の変哲のないシーンをOculus Riftで見るとどうなるのか……。


目の前を飛行物体が通過して思わず追いかけてしまう視点。どのアングルから見ても映像が途切れない様子は、まるで別世界にいるようです。


Oculus RiftはミュージシャンのThe WhoがVR専用アプリをリリースしたり、同デバイスの開発・販売を手がけるOculus VRが映画制作部門を立ちあげたりするなど、コンテンツが徐々にではありますが普及してきており、今後が楽しみなデバイスです。NURENが目標出資額を集めて実際にリリースされると、さらにVR業界が盛り上がりそうです。

なお、NURENは1万ドル(約120万円)の出資を集めることに成功していますが、目標額の7万ドル(832万円)を達成できるかどうかは記事執筆現在で不明。15ドル(約1800円)の出資でNURENのPCおよびOculus Rift向けのデジタルコピーをゲット可能で、出資締切りは2015年3月17日4時となっています。

[NUREN] The New Renaissance by CSP Industries — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/916717037/nuren-the-new-renaissance

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「Kickstarter」へ出資してゲットする方法&出資しまくった経験からわかった注意点まとめ - GIGAZINE

「Oculus Rift」の一般向け市販バージョンが2015年中にも登場との見通しが明らかに - GIGAZINE

没入型3Dヘッドアップディスプレイ「Oculus Rift」はステレオブラインドも克服する可能性 - GIGAZINE

Oculus Riftの仮想空間でプログラミングしてリアルタイムで3Dアニメーションを作成 - GIGAZINE

あの日の思い出を再体験させてくれる力がOculus Riftには備わっている - GIGAZINE

お年寄りが初音ミク・Oculus Rift・オンラインゲームといった最新テクノロジーを体験するとどんな反応を見せるのか? - GIGAZINE

FacebookによるVRアプリ開発などOculus Riftにまつわるいろいろな動きなど - GIGAZINE

in ハードウェア,   動画,   アニメ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.