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スタートアップでやるべきことの優先順位をつける方法とは?

By Vic

スタートアップを設立した起業家にとって、最も困難なタスクが「何を行うべきか決定すること」です。できたばかりの会社をどのように運用するか、わずかな人材をどうやって采配するか、ということをスマートに行うことが成功につながりますが、間違った選択は致命傷になってしまいます。そんなスタートアップの優先順位を決定する方法をYコンビネータのパートナー企業「Imagine K12」の創始者ジェフ・ラルストン氏が説明しています。

Startup Priorities - Geoff's Blog
http://blog.geoffralston.com/startup-priorities


ラルストン氏によると、例えばサービスに新しい機能を実装するにあたって、プロジェクトの「Breadth(幅)」、「Depth(奥行き)」、「Cost of building(建設費)」を使った「(B*D)/C」という方程式が優先順位をつける参考になるとのこと。B(幅)は既存ユーザー数や新規ユーザー数が新機能によって変動する予想値を当てはめます。D(奥行き)は、新機能が一般ユーザーに与えられる影響度の予想値。C(建設費)は新機能の開発費用ですが、開発日数や完成までの時間などに置き換えることができます。

検討中のアイデアを数値化して方程式に組み込むことで、簡単な優先順位ランキングを作ることができます。ランキングを作成するにはそれぞれの変数の単位をそろえる必要がありますが、どのアイデアから着手するべきか、ということの参考になるわけです。

By Lauren Macdonald

ラルストン氏いわく、この方程式は明確に変数を数値化できるツールではなく、「全員をスティーブ・ジョブズに変身させる」というわけではありません。顧客から収集したデータを計算しながら変数を当てはめることで、自らのビジネスのバランス感覚や、製品に対する感覚を得られるというツールになっているとのことです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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