新しいジョブズ映画のキャストが公開、タイトルはそのまま「Steve Jobs」

Appleの創設者のひとりであるスティーブ・ジョブズの新しい伝記映画が製作されることはしばらく前から明らかになっていたのですが、ジョブズ役に映画「ダークナイト」のクリスチャン・ベールが起用されるなど、さまざまな噂が流れまくっていました。どのようなキャストで映画が製作されるのか、そもそもタイトルはどうなるのか、など多くの注目を集めていたのですが、ついに映画のキャストやタイトルが公式から発表されました。

Danny Boyle's Steve Jobs Starts Shooting in San Francisco
http://www.slashfilm.com/steve-jobs-starts-shooting/

映画の監督を務めるのは「ザ・ビーチ」や「スラムドッグ＄ミリオネア」のダニー・ボイル、脚本は「ソーシャル・ネットワーク」の脚色・製作総指揮を務めたアーロン・ソーキン、そして映画の原作となるのはウォルター・アイザックソン著の「スティーブ・ジョブズ」です。映画のタイトルはそのまま「Steve Jobs」となることも明らかになっています。

そしてジョブズ役には「X－MEN：フューチャー＆パスト」にて過去のマグニートーを演じたマイケル・ファスベンダー、ジョブズと共にAppleを創設したスティーブ・ウォズニアック役には「The Interview」のセス・ローガン。その他、ケイト・ウィンスレット、ジェフ・ダニエルズ、キャサリン・ウォーターストン、マイケル・スタールバーグなどの出演も決定しています。

右がジョブズを演じることになったマイケル・ファスベンダー。

By Lyon & Pan

なお、公式リリースによれば映画は「Macintoshの開発」「NeXTの設立」「iMacの開発」という3つのイベントにフィーチャーしたものになるようです。また、ロスアルトスにあるジョブズが幼少期を過ごした家の中にライトやカメラなどの撮影機材を持ち込む様子も確認されています。

スティーブ・ジョブズの半生を描いた映画「JOBS(邦題：スティーブ・ジョブズ)」は、ウォズニアック本人から「間違っているところがたくさんある」と指摘されていましたが、新作のジョブズ映画はどのような仕上がりになるのか期待しておきたいところです。また、「JOBS」の邦題が「スティーブ・ジョブズ」だったので、「Steve Jobs」の邦題がどうなるのかも気になるところです。