ハードウェア

簡単に自宅の錠前をスマート化して近づくだけで開閉できる「Bolt」


ドアに穴を開けずに自宅の錠前に取り付けると、スマホで鍵を開け閉めできるようになるのが「Bolt」です。以前にKickstarterで出資を募っていた「Lockitron」の後継製品となっており、Wi-Fi通信からBluetooth LE通信に変えたため、低電力で停電時でも動作できるよう改善されました。複数人で共有できるため、合鍵を人数分作る必要もなく、ユーザーが近づくだけで勝手に鍵が開く機能などを備えています。

Lockitron
https://lockitron.com/

Lockitron Blog
http://blog.lockitron.com/post/109301218722/introducing-bolt-our-next-generation-connected

「Bolt」を使っている様子は以下のムービーから見ることができます。

Lockitron Bolt - Unlock Your Door without Keys - YouTube


Boltが設置されたドアはこんな感じ。Kickstarterで出資を募っていた「Lockitron」よりもスリムなデザインになっており、Lockitronの幅では取り付けられなかったドアでも取り付けられるようになっています。


ドアを開ける時は、スマートフォンの専用アプリの解錠ボタンをポチッと押すだけ。


すると「ウィーン」という機械音とともに鍵が開けられました。


アプリからは、外出先から自宅のドアがしっかり施錠されているか確認することができます。


リストからユーザーを選んで許可すれば、自分以外の人でもアプリから鍵を開け閉めできるようになります。家族で使ったり、シェアハウスでも、人数分の合鍵を作る必要はありません。


「Bolt」は以下の「Lockitron」の後継製品。Lockitronは大ヒットしたそうですが、生産スピードに対して受注速度が間に合っていなかったとのこと。そのため、「生産に時間のかかるLockitronを作り続けることはできない」と判断して、出資者やユーザーから受け取ったフィードバックを元に再開発を実施。その結果生まれたのがBoltというわけです。


Bolt本体の通信は電力消費の少ないBluetooth LEに変更。Wi-Fiを使わないため、停電時にも動作できるようになりました。アプリはiOSとAndroidに対応となっています。前モデルから鍵への取り付けにドアへの穴開けは不要でしたが、フィードバックを反映して、より取り付けやすく進化しているとのこと。また、Bolt本体は単三電池4本で6カ月間動作します。


前モデルのLockitronを錠前に設置している様子は、以下のムービーから見ることができます。ドライバー1本で既存の錠前に取り付けられます。

Lockitron Installation Video - YouTube


ムービーではアプリをタップして鍵を解錠していましたが、Boltは「ユーザーが近づいただけで自動的にドアを解錠」か、「ユーザーが近づくと届く通知からスワイプで解錠」のどちらかを選択できます。


また、「Key Match」機能によって、既存の物理キーでも解錠可能。スマートフォンをなくした場合や、借家などでも問題なくBoltが使えるようになっています。


BoltはBluetooth通信のため、近接通信しか対応していませんが、別売りの「BRIDGE」を使えば、Wi-Fi通信による遠隔操作が可能に。世界中のどこからでもスマートフォンから鍵の開け閉めができるほか、自宅の施錠状態がわかるわけです。


なお、Boltは先行予約を受付中。Bolt単体の価格は99ドル(約1万1500円)で、Bridge付きセットが178ドル(約2万円)となっています。アメリカ国外への発送は別途50.75ドル(約6000円)が必要で、2015年春ごろに発送予定。SC1規格限定版のBolt Previewはサテンニッケルまたは真ちゅう製があり、近日中に先行予約を受け付ける予定です。

Lockitron
https://lockitron.com/store/checkout

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in モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log