高速飛行して対象を識別しドローンを捕獲するドローン「Rapere Intercept Drone」


ドローンはAmazonが配達での利用を計画していたり、人の手の及ばない災害区域でも活動できたりと、今後ますますの活躍が期待されています。そんなドローンの技術が発展を続けると、搭載しているカメラによるプライバシーの侵害や、果ては「キラードローン」といったスパイや殺傷目的での使用も考えられています。そこでドローンの悪用対策として、高速飛行してドローンを追跡し、対象を飛行不能にしてしまうドローン「Rapere Intercept Drone」が開発中です。

Rapere Intercept Drone
http://rapere.io/

Rapere Intercept Droneの動きは以下のような感じ。まずはターゲットとなるドローンを発見します。


充電ドックについている「捕獲」ボタンをポチッと押すと……


高速で移動したRapereがターゲットの上空を位置取ります。Rapere本体に搭載している大量のVGA画質かつ90fpsのハイフレームレートカメラによって、複数枚の画像から物体を認識する技術「Structure from Motion(SFM)」を実現しており、鳥などをドローンと誤認識することはありません。


Rapereがぶら下げている「捕獲用ライン」が、上空からターゲットのプロペラに絡まると切り離します。


糸が絡まった目標のドローンは飛行不能になって墜落。クアッドコプターなどのプロペラを持つドローンならなんでも飛行不能にすることができます。


役目を終えたRapereは充電ドックに帰還します。


現段階ではドローンを追跡するための最高速度を維持するため、飛行限界時間はたったの2分。ただし、秀逸な飛行能力を発揮するため、制限時間内に数百フィート(100フィート=30.48メートル)まで上昇可能とのこと。制作者は名前を明かしていませんが、ドローン業界に精通した専門家とのことで、今後起こるであろうドローンを使った違法なスパイやプライバシーの侵害を阻止できるツールとして開発されています。価格は未定ですが、DJIが販売しているようなドローンよりもはるかに高価なプロツール仕様となっており、悪用防止のために誰でも購入できるものではないとのことです。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log