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手首に装着するだけでカロリー摂取量がわかる健康管理型ウェアラブル端末「GoBe」


1日にどれくらいのカロリーを摂取したのかを測定してくれるアプリがありますが、その多くは食べ物の写真を撮影したり、何を食べたかをユーザーが入力したりするのが一般的です。そんな概念を打ち破るのが、ロシアのHealbeという企業が開発した腕に装着するタイプのウェアラブル端末「GoBe」。着けているだけで摂取カロリーだけでなく、消費カロリーや心拍数など、さまざまなデータを測定してくれる画期的なデバイスになっています。

Healbe GoBe: The Only Way to Automatically Measure Calorie Intake
https://healbe.com/


腕に装着するタイプのウェアラブルデバイスGoBe。防水仕様なので装着したままシャワーを浴びたり、泳いだりできます。


GoBeにはパルスセンサー・インピーダンスセンサー・加速度計という3つのセンサーが内蔵されており、低周波信号を送ることで体内のグルコース濃度を検出してカロリー摂取量を測定します。人間の体は食事後に細胞がグルコースを吸収して水を排出するので、グルコース濃度から摂取カロリーを計算するというわけです。GoBeで測定した摂取カロリーの正確性は約80~85%程度とのこと。


摂取カロリー以外にもカロリー消費量・心拍数・水和レベル・血圧・移動距離などさまざまなデータを、装着しているだけで測定してくれます。


収集したデータはBluetooth経由でスマートフォンやタブレット端末に送信され、端末にインストールした専用アプリでいつでもどこでも管理可能です。


GoBeは1時間の充電で3日間動作するので毎日充電する必要はありません。


GoBeは2015年1月下旬に299.99ドル(約3万6000円)で発売開始予定ですが、記事執筆現在ではアメリカへの発送のみとなっています。


GoBeは2015年1月にラスベガスで開催中の「CES 2015」に出展されていて、海外メディアから注目を集めているウェアラブル端末で、着けるだけで摂取カロリーを計算してくれる機能はダイエットにかなり向いており、日本での発売にも期待がかかります。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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