瓦の上でそばをジュージューに熱して食べる「瓦そば」を年越し前に食べてきました


年越し前にこれまでに食べたことがないようなそばが食べたいと思い立ち、いろいろ調べた結果、山口県の郷土料理に「熱した瓦の上に茶そばを載っけてつゆで食べる」という一風変わった「瓦そば」なる料理が存在することを知りました。何とかこの瓦そばを山口県まで行かずに近場で食べられないかと調べてみると、大阪に瓦そばを提供しているお店が1店だけ存在することが判明したので、実際にどんなそばなのか食べてきました。

瓦そば「すずめ」 | 大阪
http://k-suzume.com/

大阪で瓦そばが食べられるという「すずめ」は、地下鉄梅田駅や東梅田駅付近に広がる地下街であるホワイティうめだ内の「泉の広場」から徒歩で5分程度の距離。


これが泉の広場。


泉の広場のすぐ側にある出口から外に出て、扇町通りを東方向にテクテク歩いてようやくすずめを発見。


外観はこんな感じ。


大阪で瓦そばが食べられる唯一のお店。そしてラッキーなことにランチでは白ごはんが無料で提供してもらえるようです。


瓦そば以外に定食やラーメン、そばなども食べられます。


年末年始は12月30日まで通常営業で、12月31日のみランチタイムがお休み、とのこと。1月1日からランチも夜も営業している、というのはありがたいところです。


そんなわけで早速中に入ります。店内は4人がけのテーブル席がひとつとカウンター席が9つあります。


メニューを見てみると単品の瓦そばの他に、肉を載せた「肉大盛り瓦そば」や「ふぐ天のせ瓦そば」、肉とふぐ天を載せた「ぶち盛り瓦そば」など、瓦そばにトッピングを載せたメニューもありました。


材料は国産のものにこだわり、体に配慮したメニューになっているようです。


隣りの席を見てみるとおもむろに置かれた巨大な瓦。初めは「瓦そば用のミニサイズの瓦」か何かがあってその上に載せられたそばが出てくるのかと思っていたのですが、これを見る限り家の屋根に並べられる瓦と全く同じサイズのものに載せて出てくるようです。


一体全体どんなそばなのかワクワクしながら待っていると、一足先にめんつゆが到着。これにつけてそばを食べるのが瓦そばの食べ方のようです。


そうこうしている間にも、目の前の厨房内では瓦そばの調理が着々と進行中。遠目で見ても明らかに巨大な瓦の姿がとても異常で「どんな味なのか?」という期待感が膨らみます。


今回注文したのは「ぶち盛り瓦そば」の大盛り。大盛りではプラス200円で麺を通常の1.5倍の量にしてもらえます。瓦そばは熱した瓦の上に茶そばを載せた料理で、注文した「ぶち盛り瓦そば」には茶そばの上にきざみ海苔・きざみネギ・レモン・もみじおろし・錦糸玉子・牛肉・ふぐの天ぷらがトッピングされていました。


角度を変えてみてもその姿は何やらものすごい威圧感。瓦は熱せられた状態で出されるので、素手で触れないように注意する必要アリ。


モリモリにトッピングされた牛肉と錦糸玉子。


ふぐの天ぷらは2つ。


真ん中にはもみじおろしがちょこんと載っています。


というわけでさっそく瓦そばを食べてみます。まずはトッピングなしで茶そばをめんつゆにつけてパクリ。瓦そばは何とも説明しがたい不思議な味で、麺を炒めた際の独特の風味が口の中に広がり、ざるそばなどとは全くの別の食べ物であることが一口目から即座に理解できました。めんつゆも茶そばも温かいまま提供されるので、寒い冬にはピッタリな料理で、独特の風味がやみつきになる感じ。


麺はパリッと焼けた部分と焼けていない部分がごちゃ混ぜになっており、焼けた部分は風味も食感も普通のそばとは全くの別物で、味付けをしていない焼きそば用の麺を炒めたもののような印象。瓦の上から焼けた茶そばを箸で持ち上げると、小さく「パリパリ」という音が鳴り、麺が瓦の上でも少しずつ焼かれていることが分かります。


次は牛肉と一緒に食べてみます。牛肉は甘辛く味付けされており、脂分も多いので一気にこってりな味に変化。焼いた麺と牛肉の相性が抜群で、お腹を空かせたガッツリ食べたい気分の男性にピッタリな味付けといえそう。


続いてふぐの天ぷらもめんつゆにつけてパクリ。ふぐの身は非常にふわふわ柔らかで、こちらは見た目同様に上品な味になっており、茶そばとも非常にマッチします。


そんなわけで軽く完食。麺を大盛りにしたので見た目はかなりの威圧感になっていましたが、実際に食べて見ると瓦そば独特の風味につられて箸がどんどん進んでいき、あっという間に食べきってしまいました。


なお、瓦そば「すずめ」の営業時間はランチが11時30分から14時30分(ラストオーダーは14時)までで、夜は18時から23時(ラストオーダーは22時30分)までとなっています。

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in 試食, Posted by logu_ii