GIGAZINEシークレットクラブ第1回オフ会イベントレポート&編集長によるキーノートざっくりバージョン


2014年10月26日(日)、GIGAZINEの新本社で前々から予告していた「オフ会」をついに実施しました。

そんなわけで前日の設営風景。新本社の大会議室の壁にスクリーンをぺたぺたと貼り付けて作業中。ここにプレゼンテーションをプロジェクターで映し出すわけです。


一方、こちらは当日の休憩時間にみんなでパクパク食べるためのおやつの買い出し。GIGAZINEでも「「ステラおばさんのクッキー」食べ放題店舗で全16種類のクッキーを制覇してみた」ということで大ヒットを飛ばしまくったあのクッキーです。


行く日によってラインナップが違うのですが、買い出しの日はこんな感じ


とりあえず全種類を購入


全員が1種類ぐらいずつ食べるとは限らないのでそのあたりはいろいろと調整


「とりあえず片っ端から全部、○○枚ずつください」という注文をするときにはさすがにガクブルもの


とはいうものの、実際にバスケットにのせるとこんな感じ。「あれ?あんまり多くないんじゃね?」みたいな感覚だったのですが、実際には余りまくるという非常事態に。余った分はメンバーやお手伝いしてくれたスタッフなど、みんなのお持ち帰りにしました。


で、なぜかくじ引きをすることになり、1等が当たってハロウィンの何かをもらうことに。なんという強運、しかしここで使い切るわけには……。


「甘いものばっかりだとアレなので、ちょっと塩っぽいのも欲しいよね!」ということで、「いか から揚げせんべい」をゲット


その勢いで「たこ から揚げせんべい」もゲット


もうここまできたらいっしょだろうということで、「えび から揚げせんべい」もどさどさー。なんだか酒盛りでもするかのようなラインナップですが、キニシナイ。


そして当日、オフ会の会場はこちらから


こんな感じで壁にプロジェクターで投影


隣にある食堂はこんな感じで休憩場状態


そして開始時刻になり、控え室から編集長がやってきてプレゼン開始


なお、当日のプレゼンスライドの拡大画像やモザイクを一部外した画像、オフ会に来たメンバーに見せたもの、さらに全員の前で話したことなどは、GIGAZINEシークレットクラブのメンバー限定の別記事になります。ここからはざっくりとした概要なので、そのあたりはご容赦を。あくまでも雰囲気をつかむ程度にとどめています。

編集長登場、ばばーん


GIGAZINE を支えるのは、日々読んでくれる「読者」、そして記事を作り続けるGIGAZINEの「編集部員」あってのもの


で、ここで編集部員の紹介


わーわー


さらに門外不出のデータでおさらい


アクセス数は2009年・2010年あたりで頭打ちだった……が、実際には2013年4月以降に急成長。


2014年5月のアクセス解析結果を見ればわかるように、1億近いページビューを達成


原因はスマホの普及


で、Google Analyticsの解析結果を見ながら、知られざるGIGAZINE読者についての解説


要するに新規読者がドカンと増えた。結果、新規読者と常連読者との比率はこんな感じに。


ここでも再度、Google Analyticsの解析結果。


で、実際のGIGAZINE読者ってのはどんな人なの?


こういう生データ、つまり「秘密」を共有できるからこそ、名前が「GIGAZINEシークレットクラブ」というわけです。


さらにYouTubeアナリティクスも公開


加えてTwitterアナリティクスまでも全面公開


こういった読者に支えられ、GIGAZINEは開始から14年が経過しました。


当初は金銭面でも運営面でも多数の問題を抱えていました。


が、さまざまな問題を乗り越えてトントンに。


現時点では無借金経営&黒字化も達成済み


そして2014年8月にはここ、新本社へ移動


もともとは「旅館」だった建物を改造しています


ここは会場になった大会議室の改装前


新本社入り口


新サーバルーム。当日、GIGAZINEシークレットクラブのプラチナメンバーはココを見学しました。


編集部、ココも見学エリア


新本社を移設した理由は?という質問。これらの質問は事前にGIGAZINEシークレットクラブのメンバーから集めたもの。


そして回答、これは秘密


Q:記事の信頼度についてはどの程度意識されてますか?編集長の本を拝見し、Gigazine に毎日アクセスしている身としては、Gigazine で肯定的に扱われていると信頼する傾向にあるのですが、そのあたり如何でしょうか?


例えば試食記事についてよく質問されるのが「事前に取材依頼はしているのか?」という点。


答えは「していない」となる。


これはミシュランの覆面調査員と同じ考え。


ミシュランの調査員だとわかっていれば良いように書いて欲しい店側はきっと特別な料理を出すだろう。


が、普通の一般の客はそんな特別な料理は食べられない


だからミシュランは正体を隠し、一般人のフリをする


それがミシュランの読者にとって一番重要な価値、つまり「事実」につながるから


GIGAZINE も同じ考えなので、試食先に「GIGAZINE である」ということは伝えない。


あくまでも一般人として店に行き、金を払って、食べて、記事にする。なので、例えば「痛いニュース(ノ∀`) : 『デニーズ』謝罪…パンケーキ食べ放題企画実施も「2時間いて運ばれてきたのは小さなパンケーキ2枚」で批判殺到 - ライブドアブログ」というのがネット上に出ている一方で、GIGAZINEでは「パンケーキ3種に自由にトッピングできるデニーズのパンケーキ食べ放題に行ってきた - GIGAZINE」という記事が載るのは必然なわけです。やらせでもなんでもなく、行く店や時間帯が違えば結果が違うのは自明の理。


事前に取材依頼をしないので店にとっては不誠実かもしれない。が、読者にとっての「事実」を優先する。


その「事実」をどれぐらい信頼するかは読者次第。


例えば「楽天が個人情報を1件10円で売っていた」の場合


これ:「楽天、利用者のメールアドレスを含む個人情報を「1件10円」でダウンロード販売していることが判明 - GIGAZINE


ソースのURL を記事中で明示しているので誰でもクリックすれば「事実」であると確認できた


しかし記事掲載から1 週間ほどは「でたらめだ」と非難されまくった


それは「事実」の内容が信じられないモノだったから


事実が本当に正しくても、衝撃的すぎるとすぐには信じることができない


1週間後に読売新聞が後追いでまったく同じ内容を報道して流れが変わった


先ほどの楽天の例は1 週間かかったが、もっと時間のかかるものもある


例えば「ソフトバンクモバイルのiPhone頭金問題」の場合


これ:「「頭金」「契約金」と称する上乗せ代金をソフトバンクショップなどに取られてしまった場合、どうすればいいのか? - GIGAZINE


この記事の掲載直後は当時のiPhoneユーザーから猛烈に非難された


いわく「頭金がかかるのは当たり前」と。


しかし1 年後の次のiPhone 発売時にがらっと流れが変わり、多数のiPhoneユーザーがこの記事を孫正義に突きつけて糾弾しまくった


これ:「iPhone 4予約に請求された「頭金」が消滅するかもしれません - GIGAZINE


なぜこんなことが起きたのか?


記事掲載当初にiPhone を持っていたのは玄人ユーザーで、普通に考えるとおかしい点でも、業界にも詳しいのでおかしいと気づかない


しかし記事掲載から1 年後、iPhone を買い始めたのは一般人であって、業界の事情なんて知ったことではないし、業界の都合なんて知らない


名言:「自分にとっての当たり前は別の人にとっての当たり前ではないことが多々ある」


同じ事実でも知る側の立場が違えば、解釈がまるで違う、ということ。


つまりその「事実」が本当に正しいかどうかは、最終的には「時間」の経過で証明できるケースが多々ある


ほかにも「GIGAZINE はけしからん!」と他メディアで記事化までされたものについて、「事実」はどうであったかという秘密の暴露は、また1年後のオフ会でする予定なので乞うご期待。


Q:普段の出社時間と退社時間と就寝時間は何時頃ですか?


ほげほげふがふが!


Q:睡眠の重要性を紹介する記事が多いように思うのですが、編集長の平均睡眠時間はGIGAZINE 設立の頃と今とでは、変わりましたか?


A:こんな感じ


※個人情報ですが、オフ会ではちゃんとモザイクなし版を公開しました。また、こちらの記事で拡大画像版を見ることが可能です。


GIGAZINEの記事ネタに選ばれるものは一体何かという「基準」にまつわるよい着眼点


GIGAZINEに掲載される記事の傾向が2010年から大きく変わっている、というか原点回帰している、という点にはお気づきだろうか?


GIGAZINEはもともと編集長自身が個人で、ひとりで作っていた


そのときの基準は「気になったモノや面白かったモノをメモしてまとめる、忘れやすいので」というもの


現在のGIGAZINEの平日の記事ネタは基本的にすべて、編集長が「読みたいモノ、知りたいモノ」で構成されている


一般的なメディアは作り手の側が「伝えたいモノ」で構成されているが、GIGAZINEは真逆、読者として「読みたいモノ」で構成されている


なので、いろいろなメディアの中の人と話してもあまりかみ合わない……


GIGAZINEは「作り手」ではなく「読み手」としての意識が強いため


監督で言うならクエンティン・タランティーノとか庵野秀明とかに近い考え


どちらもそもそもいろいろと膨大なインプットを求める知的好奇心とか知的興味とかのカタマリ


要するに古式ゆかしい「オタク」


あまりにたくさんいろいろインプットしているからこそ「他ではわからないモノ」が知りたいと思う


そういうものがGIGAZINEの記事になっていく


そのため、今回のゲストも基本的にはそういう「読み手」の視点で選んでいる


というわけで、休憩後にはいよいよゲストの登場です!


そんなわけで続きはまた来週です。

なお、上記の内容の詳細版、つまり「で、このプレゼンを見ながら編集長は何を話したの?」とか、「モザイクになっている部分は実際どうなってるの?」とかいうのは、GIGAZINEシークレットクラブのメンバー向け記事中でざっくりと公開中です。

・つづき
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in ピックアップ,  取材,  インタビュー,  コラム, Posted by darkhorse