取材

タイのセブン-イレブンは圧倒的存在感で食品からSIMカードまで品揃え豊富


同じ通りを少し進めば次のセブン-イレブン。首都バンコクを少し歩けば、すぐにコンビニにぶつかります。強い日差しで暑さも厳しいタイにおいて、エアコンがガンガンに効いたコンビニはオアシス同様。ついつい立ち寄っては、冷たい飲み物に手を出したりしてました。無駄使いをしても、値段はだいたい日本の3分の1です。

こんにちは、自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンです。今年の9月はタイに滞在していたのですが、1日に2、3度はコンビニに立ち寄っていました。ファミリーマートやローソンも進出しているのですが、セブン-イレブンが圧倒的な存在感を放っています。そういうことから、今回はタイのセブン-イレブンについてまとめてみました。

◆はじめに
2014年6月末時点で、セブン-イレブンはタイに7816店舗を展開しています。タイの人口は約6700万人ですから、約8572人に1店舗が存在するという計算に。ファミリーマートが1135店舗ローソンが32店舗ですから、日本とタイの両国でチェーン展開しているコンビニの中では一番目立つ存在です。


SankeiBizの「タイでコンビニ競争激化 英国系企業が出店、最大手セブンに挑む」によると、セブン-イレブンをタイで展開しているCPオールのシェアは約6割だとのこと。タイのコンビニ業界でもそのシェアは群を抜いています。

◆店舗
タイでは日系のイオンや、英系のテスコ・ロータス、仏系のビッグCがスーパーマーケットを展開しています。ただし、ハイパーマーケットだったりすると歩くのが大変。加えて普通のスーパーマーケットには、お菓子だったり洗剤にしても、小さなサイズが置いてません。そういう理由から、小回りが利くコンビニ店舗はとても便利。個別で見る限りでは、値段に大差はなし。繁華街ではドリンクや軽食を中心とした小さな店舗だったりしますが、住宅街では薬剤師まで常駐している広めの店舗もありました。

一般的な店舗の入口と看板。


隣にセブン-イレブンがあるはずなのに、すぐ向こうに別のセブン-イレブンの看板が見えています。


繁華街にある店舗は、屋台や露店と一体化。


バックパッカーの聖地となるカオサン通りにあった小型店舗。


こちらもカオサン通りで、小さいと見せかけて奥に進むと、大きなスペースがある不思議な造りでした。


タイの玄関口であるスワンナプーム国際空港にも、セブン-イレブンが入ってます。出国審査を済ませた出発ロビーのフードコートは、タイらしからぬ値段がついてましたので、コンビニはうまく役立てたいところ。


ガソリンスタンドに併設されている店舗も多くて、自転車で走っていた頃は助かりました。


◆店内
どんな国にだって商店があるのですが、貧しい国になるほど値札をつけません。それでも慣れてくると定価を把握して、買物もスムーズになるのですが、その中に混ざる地雷商店。同じ商品なのに同じ値段をつけずに値札もないから、会計の時に戸惑います。だからといってボッてるわけでもないから、余計に面倒くさい。このように苦労する国と比べると、すべての商品に値段が付けられている、タイのコンビニにおける買い物は楽で助かりました。稀にある値段の分からない商品でもバーコードを通すので、ボラれることはないでしょう。

一見するとタイだとは分からないコンビニの店内。


飲物が入ってる冷蔵庫も、日本と同じ形。ビールも置いてあるのですが、アルコールは販売できる時間帯が決まっているので注意が必要です。


日本では見かけないドリンクサーバーはテイクアウト方式。


豆乳や飲むヨーグルトといった乳飲料のコーナーも充実しています。


健康食品やサプリメントもありました。


小腹が空いた時に手を伸ばしていた惣菜パンや菓子パン。


日本と同じように店内でお湯を入れることもできる各種インスタント麺。


ポテトチップスやスナックも種類が豊富。小さいサイズは10バーツ(約33円)からで、湖池屋のカラムーチョやカルビーのかっぱえびせんも並べてあります。


少数精鋭ながらも必要な物が手に入る文房具コーナー。


雑誌や書籍も日本の雰囲気。ただ、タイにもあるはずの漫画は置いてませんね。


イヤホンやUSBメモリといったガジェットもありました。


店の前にあった、1バーツ(約3円)のコインを投入する電子体重計。


日本と同じような銀行のATMも設置されています。


◆商品
タイの物価は、10バーツを日本の100円に相当すると考えれば計算がしやすいです。つまり、缶のコカ・コーラは日本だと120円なので12バーツ、屋台やフードコートでの1回の食事はワンコインなので40~50バーツ、とった具合です。ただし、実際のレートでは100円が約30バーツとなるので、円を持っていると物価は日本の3分の1。日本で100円する12個入りのメントスは、タイでは10バーツ(約33円)になります。商品にもよりますが、タイのセブン-イレブンも、3分の1の物価ですから、たいへん助かりました。

日本と同じように、海苔もパリパリで、しっかりと具が詰まったスタイルのおにぎりを発見。1つ25バーツ(約82円)と、日本とあまり変わらない値段です。


惣菜パン。


タイにもあるヤマザキパンのランチパックは12バーツ(約39円)から。


日清のカップヌードルは13バーツ(約42円)です。フタを開けるとスプーンが入ってるので取り出して、お湯を入れて3分待てば出来上がり。


1本8バーツ(約26円)でバナナも手に入ります。


デザートなのに「温めますか?」と言われて耳を疑った甘いライス。コンビニスイーツも結構な品揃えです。


どこの店舗にも置いてあるアイスクリームという正義。


タイではカルピスソーダも販売されています。「乳酸系炭酸飲料」というジャンルは、海外では見かけません。


大量の氷はこの袋で8バーツ(約26円)という安さ。


缶やペットボトルもおいてあるのですが、ドリンクサーバーを利用するのも楽しいですよ。好きなサイズのカップを選んで、氷を入れて、好みのジュースを注いで、レジへと向かいます。


12バーツ(約39円)でこの大きさでした。


ドリンクをシャーベット状にしたスラーピーマシンがあるお店もあります。


レジの前にはソーセージが、クルクルと回ってます。


ベーコンが巻かれたこちらは20バーツ(約65円)でした。


肉まんが入ったショーケースは、テンションが上がること間違いなし。


アツアツでホカホカの肉まんは17バーツ(約55円)と、日本の半分のお値段。


冷蔵品にあったホットサンドは、パックを開いてトースターで焼き上げてくれました。


焦げ目が付いたパンはカリッと、中身はトローッとしたチーズと歯ごたえがあるハムがサンドされています。


低価格で高品質から一大ムーブメントとなった日本のコンビニコーヒーですが、タイにもありました。

まずは、カップを引き出して……


お好みのインスタントコーヒーを選びます。


これもある意味、セブン-イレブンのオリジナルブレンド。


備え付けのはさみで袋を切って……


カップに投入。3in1のパックにはコーヒー、クリーム、シュガーが程よくブレンドされているのです。


気をつけながらお湯を注ぎ……


マドラーでかき混ぜましょう。


こぼさないように気をつけながらお会計で14バーツ(約46円)をお支払い。店員さんが蓋をしてくれます。


豆の風味も感じない甘い甘いインスタントのコーヒーでした。寒くなるとホッと一息つけそうですが、タイはいたって暑いんですよね……。


◆携帯電話
携帯のSIMカードも、50バーツ(約164円)で驚くほど簡単に手に入ります。APNを設定して、パッケージを購入して、電話回線でインターネットに繋げていました。


リチャージはSIMカードの携帯会社と金額を告げるだけでオッケー。お金を払うとレシートをくれるので、コードを入力してクレジットを加算しましょう。メキシコのコンビニでは電話番号も伝える必要があったので、タイの方が簡単でした。


小さな子どもがお使いに来てたり、ピシっときたスーツに身を固めた女性はスイーツを手にとって、疲れた顔をしたお父さんは栄養ドリンクを、店内ではタイ人の生活が垣間見れます。会計がキレキレの店員だったりするのも、また楽しい。

タイを訪れると、必ず目に留まるセブン-イレブン。入ってみたら、何かしら発見できるでしょう。

(文・写真:周藤卓也@チャリダーマン
自転車世界一周取材中 http://shuutak.com
Twitter @shuutak
)

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in 取材, Posted by logc_nt