全席に電源とWi-Fiを完備し主食もおかずも白米な「ライス定食」などが復活した「nicocafe」はこんな感じ

原宿にあった旧ニコニコ本社にもニコニコ動画の世界観を投影した「TEA ROOM 2525」がありましたが、池袋のP'PARCO内のニコニコ新本社に併設される「nicocafe」にも、ニコニコ動画らしいネタ満載の食べ物を提供するカフェがあります。全席電源＆Wi-Fiが備わっておりインターネットユーザーに優しい環境で、「一度は食べてみたいマンガ肉」や「ライス定食」など、過去のニコニコ超会議に登場したメニューも復活しているとのことなので、どんな感じなのか見てきました。

nicocafe | ニコニコ本社
http://nicohonsha.jp/nicocafe

nicocafeに到着。

nicocafeはWi-Fiや電源が完備されており、ネット環境が充実したカフェです。

奥には生放送バーカウンターがありますが、ニコニコ生放送を行う人の限定の席になっています。

席にはカメラも配置されており、ニコ生主にも優しい作り。

飲み物はドリンクバー形式で、単品での注文は税込500円、フードとセットにすると税込250円です。

席は対面の席とカウンター席を用意。

カウンター席の足下には……

電源があります。出先で携帯やタブレットの充電をする時にも良さそう。

カウンター席にはディスプレイが配置されており、ニコぶくろスタジオで配信する動画などが流れることもあるようです。

もちろんカウンターにも電源を完備。

メニュー表があったので開いてみます。

カフェメニューの「ニコ生パスタ ナスとベーコンのトマトソース」「ニコバーガープレート」「描いてみたオムライス」はドリンクバーがセットになって税込880円、アラカルトメニューの「一度は食べてみたいマンガ肉(税込1000円)」「ライス定食(税込500円)」「ピザに草生えたwww(税込700円)」はセットでドリンクを税込250円で付ける事が可能。

裏面にはデザートメニューの「テレビちゃんパンケーキ(税込600円)」や「ニコニコポテトチップス(税込350円・ましまし税込500円)」などもありました。

カフェの一角に撮影用のメニューが置かれていました。

「ライス定食」は実物はごはんだけでなくふりかけが付いており一安心。なお、ライス定食はニコニコ超会議2の復刻メニューです。

「ピザに草生えたwww」には、2ちゃんねるやニコニコ動画でよく使われ、笑っていることを意味する「w」のアルファベットのポテトが載っており芸が細かい作り。

「『描いてみたオムライス』に何も描かれていないのですが……」とスタッフの人に言ってみると、実際にテレビちゃんを描く様子を見せてもらうことができました。

オムライスにテレビちゃんを描くところは以下のムービーから確認できます。

池袋のnicocafeで店員さんが「描いてみたオムライス」にテレビちゃんを描く様子 - YouTube


黄色い卵の上に赤いケチャップがよく映えていました。

今回はニコニコ超会議3の復刻メニューである「一度は食べてみたいマンガ肉」のみ試食可能でした。

iPhone 6とくらべるとこんな感じで、一度は食べてみたいマンガ肉は結構大きめなことが分かります。

今回は切り分けた状態のものをいただきます。Tボーンステーキや鶏の手羽先のように本当に肉が骨に付いているわけではなく、何重にも骨に肉を巻き付けギャートルズなどに出てくるマンガ肉を再現しています。

味はほのかに塩とコショウで味付けられており、香ばしく焼かれた牛肉の味でそこまで脂っぽくない作り。今回は切り分けられた状態で提供されましたが、骨を持ってかぶり付いてこそ、この肉の醍醐味が味わえそうです。

甘辛い特製のソースを付けて食べてもいい感じ。原価を考えるとやや高めの設定ですが、漫画のシーンの中にいられる感慨に浸れると思えば、決して高くはないのかもしれません。

nicocafeは午前11時から21時までの営業となっており、ラストオーダーは20時30分。池袋駅から歩いて2～3分の場所にあり、Wi-Fiや電源が無料で使えるので、ニコニコ動画を利用する人以外でも便利に使えそうです。ただし、1人90分までという制限があり仕事などをするのにはやや不向きなので、池袋で電源を使いながらちょっとゆっくりする時なんかに良さそうです。

つづき：
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