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無料&容量無制限でGoogleドライブを学生・教師などの教育機関が利用可能な「Google Drive for Education」


Googleドライブはサービス開始から2年ほどたった今、世界中で1億9000万以上のユーザーを抱えており、仕事や学校においてクラウドストレージを使う人たちにとって、共有に関する問題を解決できる、なくてはならないサービスとなっています。2014年6月には月額10ドル(約1100円)で保存容量無制限の企業向けGoogleドライブ「Google Drive for Work」をリリースしていますが、さらに教育向けのGoogleドライブとして、「Google Drive for Education」が発表されました。

Google for Education: Announcing Drive for Education: The 21st century backpack for students
http://googleforeducation.blogspot.jp/2014/09/announcing-drive-for-education-21st.html


Googleは教育用Google AppsであるGoogle Apps for Educationを提供していますが、世界中で3000万人を越えるGoogle Apps for Educationユーザー向けに、教育向けGoogleドライブ「Google Drive for Education」を発表しました。

Google Drive for EducationはGoogle Apps for Educationユーザーであれば2014年10月中には誰でも無料で使えるようになる予定で、Google Drive for Workと同じく保存容量は無制限で、一度に5TBまでのファイルをアップロード可能です。そのコンセプトは、教師や学生が大量の紙を持ち歩かなくても、Chromebookやタブレットによって全てのデータを持ち歩ける「学生カバン」。


さらに、EducationユーザーはeDiscovery(電子情報開示)やコンプライアンスのニーズに対応するために組織のメールを保持・アーカイブ・検索・エクスポートするためのGoogle Appsのアドオンサービスである「Google Apps Vault」や、Google Appsの管理者がユーザーのメール・メールの下書き・アーカイブされたチャットを監査できるツール「Google Apps Audit API」も無料で使えるようになります。

ほかにもGoogleは2014年5月に、Google Apps for Educationの教師向け無料プログラム「Classroom」のようなサービスを展開し、教育用コンテンツの拡充に力を入れています。若い頃からGoogle製品・サービスになじんでもらい、大人になってからも抵抗感なく使ってもらおうという「マクドナルドのハッピーセット的戦略」がうかがえます

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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