取材

血ラーメン・パッタイ・カップヌードルなどバンコクで麺類10種を食べ歩いた


タイで麺類といえばタイ風焼きそば・パッタイが有名ですが、バンコクでこのパッタイなど、あらゆる麺類を食べ尽くしてきました。

こんにちは!世界新聞特命記者の赤坂惟名です。世界一周中の私は現在、フィリピンのバコロドという街に滞在しています。


タイの首都であるバンコクは思っていた以上に大都会で、近代的な街でした。世界中からたくさんの旅行者が訪れていました。


実はわたくし、大の麺類好きです。そして、長い世界一周の間(現在1年3ヶ月が経過)、アジア以外ではなかなか美味しい麺類に出会う事は少なかったのです。ヨーロッパでは時々、中華レストランやラーメン屋さんを見かけましたが高くて手が出なかったので、アジアに来たら嫌になるほど麺類を食べようと決めていました。

◆タイでメジャーな麺類は中華風?
まずは手始めに宿の近くの屋台へ行ってみました。場所は、カオサン通りワットチャナソンクラームというお寺の方へ向かい、カオサン通りの終わりの交差点を左折し、1ブロック以内にあります。毎日夕方から準備していました。


安宿がたくさん集まるカオサン通りに近い事もあり、メニューには写真が添えられています。


ワンタン麺ぽいものがあったので、それを注文しました。


こちらは、また別のお店です。屋台では、この様に歩道を使って出しているお店が多いです。こちらもカオサン通りをワットチャナソンクラームの方へ向かい、カオサン通りの終わりの交差点を右折し、3ブロックほど進んだ場所にありました。昼間から営業していました。


こちらはメニューに写真がなく、英語も通じません。とりあえず、一番上に書いてあるメニューを指差しで注文します。


またしても、ワンタン麺でした。


しかし、澄んだスープにあっさりしたポーク味で、文句無しに美味しかったです。


このお店では中華料理のような「翡翠麺」も見かけました。


◆タイ料理を代表する麺類
タイを旅行した人、タイ料理が好きな人に「タイ料理で代表的な麺類は?」と尋ねると、きっとほぼ100%でこう返ってくるでしょう。「パッタイ!!

これがパッタイです。ほとんどのお店が少し太めのきしめんの様なビーフンで焼きそばを作っている感じです。場所は、カオサン通りをワットチャナソンクラームの方へ向かい、カオサン通りの終わりの交差点を右折します。1ブロック以内に細い路地を右折する道があり、その路地沿いにありました。半分屋外のお店で、一日中食べる事が出来ました。


半透明の麺には美しさを感じてしまうほど。


だいたいのお店がシーフードや豚・鶏等、具を選ぶ事が可能です。こちらはシーフードのパッタイで、小エビから良い味が出ています。


◆タイ料理を代表するスープは?
こちらもタイ料理好きに尋ねれば、きっとこう返ってくるでしょう。「トムヤムクン!!」

しかし、私は辛さにあまり強くありません。今回挑戦したのはこちらの「トムヤムクンうどん」です。


スープだけだと辛すぎることが多いのですが、麺類はスープと絡む量も少なく、程よい辛さでほぼ完食する事が出来ました。またしても、意外な発見です!こちらのお店は、バンコクの中心地「siam(サイアム)」という駅近くのサイアムスクエアにある、noodle houseと言うお店です。


◆タイ料理を代表するカレーは?
こちらも、おそらく大多数の方が「グリーンカレー!!」と答えてくれる事でしょう。ただ、プーパッポンカリー派も多いかもしれません。

今回食べたのは「グリーンカレーヌードル」。勝手に名付けました。少し太めのそうめんのような麺でした。


このお店は麺とスープを入れてくれて、その上に自分で好きなだけ野菜を乗せることが出来ます。卵も5バーツ(約15円)で追加出来ます。辛いのですが、やみつきになる美味しさです。


店はスーパーの横の細い通路にあり、おばさん達がお買い物のついでにおしゃべりしながらヌードルを食べています。アジアでは麺類は間食として食べるもののようなイメージがあります。量も少なめで、ぺろっと一杯食べられる感じです。このお店は、カオサン通りをワットチャナソンクラームの方へ向かい、カオサン通りの終わりの交差点を右折します、3ブロックほど進むと歩道いっぱいに露天が出ています。その途中にあるスーパー横の路地を右折した場所にひっそりとありました。


◆日本の麺?
日本を代表する麺といえば、まずはラーメンですね。実は、大都会バンコクには日本風ラーメンを提供するお店がけっこうあります。


とんこつラーメンですが、十分満足出来る味でした。味千拉麵という、熊本発祥のお店のようです。


ほかに日本を代表する麺といえば……うどん。日本で最近多いうどんのチェーン店によく似たお店がありました。


少し量は少なめでしたが、こちらも十分満足出来る味でした。麺もコシがあり、ショウガの風味がたまりませんでした。こちらは、バンコクの中心地・サイアムにある有名なショッピングセンター「MBK」内の「鶴丸饂飩本舗」というお店です。


◆タイ風ラーメン?
タイ料理に戻りましょう。これは「クイッティアオ」で、タイの屋台ではこの種類のヌードルを提供しているお店が多数ありました。


スープの色が濃い原因は「血」です。豚の血・肉・内臓などが入っているそうです。具やスープに何が入っているかや麺の種類で名前が変わるようです。


メニューもタイ語のみです。このお店はバンコクの街を彷徨い歩いていた時に発見しました。タクシーのおじさんも車を横付けして晩ご飯を食べていました。


透明なスープもあれば……


中間くらいの濃さのスープもあります。ほとんどのメニューに魚や豚肉のつみれが入っていました。


麺は糸こんにゃくのような食感でした。


◆タイ限定?
そして、最後は日本が世界に誇る「カップヌードル」です。最近、日本でも「トムヤムクン味」が発売され、少し話題になっていましたね。タイでは以前から販売しているのでしょうか?セブンイレブン等の店頭にはたくさん並んでいました。


しかし、どうせならタイでしか食べられなさそうな味を求め、「幸せを呼ぶラープ味」に挑戦です。


ポーク味で、それほど塩味も濃くなく、美味しく頂けました。


バンコクで食べる事が出来る麺類10種類、いかがでしたか。嫌になるほど食べようと意気込んでいましたが、種類も豊富で、まったく嫌になりませんでした。みなさんも、バンコクを訪れた際にはお気に入りの麺類を探してみてはいかがですか?

文・取材:赤坂惟名

監修:世界新聞 sekaishinbun.net


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in 取材,   , Posted by logc_nt

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