HDD約3万5000台を運用した実績からSeagate製品の圧倒的壊れっぷりが明らかに

By Bill Dickinson

オンラインストレージサービスBackblazeが、自社のサービスに使用してきた200種類、合計約3万5000台の運用データから算出した、「HDDの信頼性データ」の2014年9月最新版を発表しました。以前からメーカーやモデルによって壊れやすさの偏りは明らかでしたが、その傾向はあまり改善されていないようです。

Backblaze Blog » Hard Drive Reliability Update – Sep 2014
https://www.backblaze.com/blog/hard-drive-reliability-update-september-2014/

どこのメーカーのHDDが信頼性が高いのかが一発で分かるグラフがこれ。灰色の棒グラフは2013年通年での故障・エラー発生率、色の付いた棒グラフは2014年6月までに生じたエラー発生率を示しています。Seagateの壊れっぷりと日立(HGST)の安定度合いが一目瞭然です。


Seagateの3TBモデルはエラー発生率が9%から15%にアップし、Western Digitalの3TBモデルもまた4%から7%にエラー発生率が増加しているとのこと。総評としては、全ての日立HDD、Seagateの4TBモデル、Western Digitalの1TBモデルが信頼性が高いと結論づけられています。

驚くべき事に、SeagateのHDDは一般消費者向けの2倍以上の値段のエンタープライズ版であっても故障する率はほとんど変わらないそうで、データ上ではなんと一般消費者向けHDDの方がわずかに故障しにくかったとのこと。

なお、この棒グラフが示す不具合発生の傾向は、2014年1月のデータとほとんど同じで、壊れっぷりを示すグラフとして信頼できるものだとBackblazeは述べています。

メーカー・型番別の故障率を示すのがこの表。「Number of Drives」が使用中のHDDの数、「Averatge Age in Years」が平均使用年数、「Annual Failure Rate」が通年の故障・エラー発生率を表しており、Seagateの3TBモデル「ST3000DM001」は約2年間の使用で故障・エラー発生率が15.7%、1.5TBモデル「ST31500341AS」は故障・エラー発生率が24.9%というぶっちぎりの信頼性の低さが明らかになっています。なお、「ST31500341AS」はサンプル数が365台と少なめですが、2014年1月の調査でも25.4%のエラー率を記録していたモデルです


・つづき
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