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「Ctrl+Alt+Del」で起動する強制停止画面に表示されるテキストは誰が書いたのか?


Microsoftの開発者向けネットワークMicrosoft Developer Network(MSDN)の専用ブログの中にある「The Old New Thing」は、なぜOutlookだけが「Ctrl+F」で検索できないのかや、XPまであったゲーム「ピンボール」がWindows Vistaから消えた理由などの疑問を過去の出来事と交えて解説してくれるページ。ここで新たに、「Windows Ver.3.1で『Ctrl+Alt+Del』を押した際に表示されるテキストは誰が書いたものなのか?」が明かされています。

Who wrote the text for the Ctrl+Alt+Del dialog in Windows 3.1? - The Old New Thing - Site Home - MSDN Blogs
http://blogs.msdn.com/b/oldnewthing/archive/2014/09/02/10554253.aspx


WindowsのOSが16ビットだった頃までは、アプリケーションを複数同時に起動させてマルチタスクをしている際に「Ctrl+Alt+Del」を同時に押すと、テキストベースのスクリーンが表示され、「どのシステムがしっかり応答しているのか」や「応答しなくなったアプリケーションがどれか」などが一目で分かるようになっていました。さらに、例えば応答していないアプリケーションがあれば、それを終了させたりPC自体を再起動させたりも簡単に可能であったそうです。

これらが開発されていた頃、Microsoftにてシステム部門のリーダーを務めていたのが前CEOのスティーブ・バルマー氏。彼はWindowsチームの元を訪れ、彼らがどのようなシステムを手がけているのかを見学に来たことがあったそうで、この時Windowsチームはちょうど開発中であった「Ctrl+Alt+Del」の特徴を披露します。

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バルマー氏はこれを見てうなずき、「これは非常に素晴らしい。しかし、私はこのテキストメッセージが好みではないな」と語ったそうで、これに対してWindowsチームも「OK、もしもこれよりも良い仕事ができるというのならやってみてください」とかなり挑戦的な返答をしたそうです。

他の役員であればそのまま引き下がったかもしれませんが、バルマー氏はこの挑戦に応じます。そして数日後、自身で作成した「Ctrl+Alt+Del」を押した際にスクリーン上に表示されるテキストをWindowsチームのメンバーに送り、これが非常に素晴らしいものであったため、結局は一字一句変わらずに製品版で使用されることとなった、とのことです。

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