試食

新小麦の収穫時期のみ食べられるらぁ麺 やまぐちの「新麦の梅塩つけそば」を食べてきました


宇都宮市にある花の季というラーメン店の農場で収穫されたばかりの新小麦を使った麺を食べるイベントが「小麦ヌーヴォー」です。このイベントで新小麦を使った麺を使った創作メニューを関東の10店舗で食べることができます。今回は小麦ヌーヴォーを出しているお店の1つで、2013年のTRY(東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー) で新人つけ麺部門1位を獲得した早稲田にあるらぁ麺 やまぐちの「新麦の梅塩つけそば」を食べに行ってきました。

『らぁ麺 やまぐち』店主日記
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お店に到着。


お店は11時半開店ですが、開店直後に行列ができていました。


雑誌の切り抜きがお店の目印になっていました。


店外の行列に20分ほど並んで店内へ。食券機の前に立ってみると……


20食限定の「新麦の梅塩つけそば(税込1000円)」はまだ残っていました。大盛りも無料だったので大盛りで注文します。


食券機の上にはトロフィーが置かれていました。


店内には小麦ヌーヴォーのポスターも。らぁ麺 やまぐちは後半のお店の1つです。


席に座ると「新麦の梅塩つけそば」の能書きを発見。水そばと梅塩つけダレ&昆布水で食べるようです。


まずは新小麦本来の味がよく分かる「水そば」が登場。


麺を近づいて見ると、茶色い粒のようなものが確認できます。


食べてみると小麦の香ばしさが口一杯に広がり、微かに甘味も感じます。つけ麺はすすり心地や食感にこだわって作られているところが多いものの、あくまでこの麺はそばのように小麦の味を軸に麺が作られており、素材の味を存分に楽しむことができます。


続いて昆布水に浮いた新小麦の麺とつけダレが到着。


チャーシューは赤身が残っています。


やや太いメンマとカイワレが載っています。ネギでなくカイワレを使っているのはネギの臭いで小麦の味を邪魔しないようにするためかもしれません。


麺は水そばと同じ新小麦の麺が使われていますが、昆布水に浸っています。


まずは昆布水に浸った新小麦の麺を食べると、小麦の味がしっかり感じられるのは水そばと同じですが、昆布の塩気や旨味が加わることにより小麦の味が際立ちます。味付けは決して濃くないのですが、小麦の味をより強く感じることができました。


昆布水には新小麦のエキスもしみ出しており、小麦と昆布の味を存分に楽しむことができます。つけダレもありますが、なくても料理として完成していると思えるほどの素材の良さ。


チャーシューも薄味の味付けですが、水の上に載っかっているので脂が固まってしまっています。つけダレに浸して少し温めてから食べるといいかもしれません。


メンマやカイワレは食感と清涼感が良いアクセント。カイワレは清涼感を与えつつもにおいが少ない野菜なので、やはり小麦の素材感を生かすために選んだ食材のようです。


昆布水に浸った麺を食べたら、梅塩つけダレで麺を食べてみます。


つけダレには大きな南高梅の梅干しが1つ入っていました。


麺を浸して食べると、鶏の濃厚な旨味と追い鰹などの乾物の出汁が絡まって一味違った味わいに。つけダレは小麦の味を生かすために塩気も薄めで、出汁感が強く申し分ないクオリティ。しかし、小麦本来の味を楽しむのであればつけダレに絡めず麺と昆布水で食べた方がいいかもしれません。


梅干しと一緒に食べると爽やかな味わいに変化。梅と鶏の相性が良いので、麺と一緒に食べてもいい感じ。税込1000円という価格はつけ麺としては安い方ではありませんが、新小麦の味をしっかり味わえるような機会はそう多くないので、食べるチャンスがあるなら躊躇せず注文すべきです。


小麦ヌーヴォーは8月31日までの開催でらぁ麺 やまぐち以外では、湯河原の「飯田商店」・横浜市の「G麺7」・豊島区の「鳴竜」・宇都宮の「花の季」で提供しています。最終日の土曜日と日曜日は混み合い、限定数も無くなりそうなので早めにお店に行った方が良さそう。つけ麺やラーメンが好きな人だけでなく、うどんやパンなどの小麦を使った料理が好きな人にもオススメです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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